【アメリカでガレージセール・準備編】事前に決めることリスト

 
Nokko
ガレージセール(ヤードセールともいう)とは、お家やガレージで不用品を売るという、お家でやるフリーマーケットのようなものです。アメリカに来たてのころはガレージセールを回り、掘り出し物を探すのが楽しみの一つでした。特に、日本人数家族が合同で開催するガレージセールは、帰国する人が不用品をなげ売って帰るケースも多く、とてもお値打ちなものがあったりしておすすめです。
自分が帰国となると、ガレージセールに参加する側になります。

ガレージセールをする友達を集め、場所、日時を決める

 
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ガレージセールを開催するにあたり、成功するかどうかで一番大切なのは、一緒に出品するお友達です。信頼でき、一緒にいて楽しいお友達とお店を出すことは、それだけで楽しいです。
まずは、ガレージセールに出品したいというお友達を集いましょう。そして、場所、つまり誰のお家でやるか、もしくはどこか場所を借りてやるか(例えばクラブハウスや、懇意にしている教会などを借りる)と、日時を決めます。

ガレージセール開催場所には、いくつか条件があります

ガレージセールの開催場所の条件
  • 周りに駐車出来るようなスペースがある。
  • ガレージや家の一部をガレージセール用に開放することができ、商品を陳列し、お客さんが通るスペースがある。
  • 家の住所を掲示板などに載せたり、お客さんに家の一部を見せることを気にしない、など。 

ですので、帰国予定の人で、一軒家に住んでおり、出品する量が多い人の家になることが多いです。

ガレージセールは文化祭のような感じです。準備段階から当日まで連絡を密に取り、仕事を割り振ったり、シフトを組んだり、当日はお金も扱います。ガレージセールに参加して、ほかの出品者と役割分担でもめたり、お金のやりとりで少しトラブルになったという話も聞きます。ですから、信頼でき、一緒にいて楽しい人達と開催することが、楽しいイベントとなる条件です。

日本人の開催者の場合、帰国者を含む数家族が合同で開催するところが多いです。多いときは、15家族合同なんてのも見たりします。たくさんで開催するほうが、当日の店番や出品者家族の子供の世話係などのシフトを組みやすくなるというメリットがある一方、お金の管理が複雑になったり、知らない人同士が混じることで連携がうまくとれないなどのデメリットもあります。

ガレージセールに適した時期、曜日は?

晴れの日が多い、気候のいい時期(ミシガンでは6月や7月、9月や10月)には町のいたるところでガレージセールが開催されますが、それ以外の時期でもちょくちょく開催しているのを見ます。曜日は、金土の2日間や、平日だけ、土日の週末のみなどばらばらで、出品者の都合で決めている場合が多いです。おすすめは、金土での開催です。ガレージセールは、その日の天候により客足がかなり左右されますので、気候のよい時期に開催するほうが無難です。時間も9時から3時くらいの間のどこかが多いです。アメリカ人の開催するガレージセールは朝早くからオープンしていることが多いですが、日本人の場合は10時くらいからが多いです。

開催日を決める際、商品を搬入する日程と、搬出する日程も先に決めておくとスムーズです。また、その際に家主と相談して、テーブルやいす、洋服用のラック、物を置く棚など、商品を陳列する際に必要になりそうな家具を把握しておきます。

ガレージセール時の値段の書き方、値段の付け方のポイント

 
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ここが一番時間が掛かります。ガレージセールでは基本的に季節に合ったものしか売れないので、夏前なら夏物、冬前なら冬物メインで出品物を集めます。家の中にある不用品をまずは集めるところから!

各自、商品となる不用品を集めて、値段をつける

値付けの際に決めておくことと注意点
  • 出品者のそれぞれのイニシャルを決めます。(被らないように)
  • マスキングテープに油性ペンで、出品者のイニシャルと値段を記入します。
  • 値段は、
    25セントの場合→$0.25、
    50セントの場合→$0.5、
    1ドルの場合→$1 というように、
    単位をドルに統一しておいたほうが、後から計算しやすいです。 
  • 値段のテープを貼るときは、剥がしやすいように、端を5ミリほど折って商品の見えるところに貼り付けます。
  • 値付けの相場は、流行っているもので手に入りにくいものや、普遍的に人気なものは、半額やそれ以上の強気な値段をつけても売れることもあります。また、季節に合った商品なら、定価の2割くらいでも売れます。しかし、季節外れのものや古いものの場合、元値の1割でも売れません。そういったものは、0.25ドルや0.5ドル、1ドルなどのように、かなり安く均一で売ります。何日間か開催する場合は、初日の売れ残りを次の日に値段を下げて出す場合も多いです。
  • 日本のサイズ表示のものは、アメリカのサイズ表示をマスキングテープに書いておいてあげると、アメリカの方にもわかりやすいです。また、新品のものにはnewと書いておくと購買率が上がります。また、洋服はハンガーに吊るして洋服ラックに掛けたほうが購買率が上がります。
今回はイニシャルSが二人いたので、一人がSSになりました。

ガレージセール【事前に決めること、集めておくものリスト】

当日の役割、持ちものの分担を決めます。

事前に決めておくことリスト
  • 当日のお店のシフト(初日は人手は多いほど良い。2日目以降は、1~3人でも回せる)
  • 商品を搬入する日時と、搬出するときの段取り(人のお家でやる場合は、家主の負担が大きいので、搬入もみんなでなるべくまとめる)
  • レジ用のテーブルやいす、商品陳列用の棚やテーブル、靴箱や、洋服用のラック、レジャーシートなど、それぞれ誰がもってくるか。
  • 何に告知するか、誰がするか。→重要(プリスクールや教会、クラブハウスなどの掲示板などに貼ってもらえる場合は情報を紙に書いて、3週間くらい前から貼ってもらうとよい。ネットの地域の掲示板などがある場合は、(ミシガンには、ミシガン口コミというガレージセール情報も載せられる日本人向けのサイトがあるのでそれに載せたり、同じくアメリカでは知られている、無料で広告出来るサイト、クレイグスリストにも、自分の住んでいる町を選べば、ガレージセール情報を載せられます。1週間前に一度告知し、前日、当日にも再度投稿すると良い。)

    ※ガレージセールの告知文の具体例の書き方を記事にしました。
    ↓参考にしてください
    【コピペ可能】ガレージセールの広告・告知の例・掲示板・Craigslist用
  • ガレージセールの看板(当日、お店の前や、近くの交差点などに立てる看板)を誰が用意し、誰が立てて、ガレージセール終了後だれが回収するか。(近所の人が遊びに来てくれる)
  • レジ金を誰が用意するか。(おつり用に1ドル札20枚、5ドル札10枚、10ドル札5枚と、25セントが20枚ほどはあると良い)
  • 紙袋、スーパーの袋、新聞紙、プチプチ、ハンガーなど、当日使うものを集めておく。(全員)
 
Nokko
ガレージセールは告知が命なので、掲示板に載せるだけでなく、知り合いには直接連絡したり、ESLなどで宣伝するなどして、たくさんの人に来てもらうようにしましょう!

ガレージセール、搬入から当日編はこちらのページをご覧ください。↓

 

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