【デトロイト観光・子連れヘンリーフォードミュージアム】トーマスやサンタも!

デトロイト近郊の町、ディアボーンにあるヘンリーフォード博物館:henry ford museumと、隣接するグリーンフィールドビレッジ:greenfield villageは、私の超お気に入りスポットでした。1日で両方行こうと思うと、ササッと見て回るくらいなら大人なら可能かもしれませんが、子連れにはとても広くて無理です。フォードの創業者が作ったアメリカ最大級の博物館: ヘンリーフォード博物館 と、隣接するエジソンのラボやライト兄弟の作業場なども移築されている村グリーンフィールドビレッジ は、雰囲気もノスタルジックでとにかく広くて、アメリカの文化や発明に関する貴重な展示物がいっぱいなのです。また季節ごとにイベントもあって、アメリカ滞在中に10回以上行っています。私のデトロイト近郊のベスト観光地です!そんな私が、 ヘンリーフォード博物館グリーンフィールドビレッジ の魅力を紹介したいと思います。

 
Nokko
日本にあるトヨタ博物館もまあ素敵ですが、あのサイズを思い浮かべてはいけません。ずーっとずーっと広いです!

ヘンリーフォード博物館グリーンフィールドビレッジ の入場料について

一つだけデメリットを言うとすれば入場料がちょっと高いこと。そのおかげでそんなに混まないのは助かりますが。2019年時点で、
ヘンリーフォード博物館 が1人24ドル(子供5-11歳が18ドル)
グリーンフィールドビレッジ が1人28ドル(子供5-11歳が18ドル)もするのです!
ですが、Annual member passという、ファミリー用の年パスが185ドルから販売されていて、子供が3人の我が家の場合、2回行けば元が取れるんです。しかも、 ヘンリーフォード博物館グリーンフィールドビレッジ もどちらも行き放題!この2つを行こうとすると、 広すぎるので1日ではとても回れませんので、2日以上行ける方は絶対年パスを買うべきだと思います。 私はミシガンに海外赴任中の3年半の間に、私は2回年パスを買いました。大人も楽しめますし、小学校低学年くらいの子までならかなり使えると思います。私は帰国時に7歳、5歳、2歳の子がいましたが、この年代はどの子も楽しめました!

ヘンリーフォード博物館グリーンフィールドビレッジ の 年中イベントをチェックしよう!

ヘンリーフォード博物館グリーンフィールドビレッジ に行くなら、イベント期間を狙うと楽しいです。我が家が行っていたイベントは、4~5月にグリーンフィールドビレッジで行われるトーマスイベント(Day out with Thomas)10月のハロウィンデコレーションヘンリーフォード博物館の11月末~12月のクリスマスツリーとサンタとの写真(Santa Visit)です。この3つは、入場料のみ(年パスがあれば、年パスで)で楽しめます。それ以外にも、追加のチケット買って楽しめるイベントもあるので、イベント時に行くとより楽しめるかも。

4~5月にグリーンフィールドビレッジで行われるトーマスイベント(Day out with Thomas) 園内の機関車の顔がこの期間トーマスに。実際にトーマス機関車に乗れます。(乗るのは別料金掛かります)
トーマスが来る日は園内が子供がいっぱいで明るくて、大道芸人やトーマスで遊べるエリア、スタンプラリーなど催し物もたくさんです。
トップハムハット卿とも写真が撮れます。
グリーンフィールドビレッジで10月のハロウィンデコレーション 。夜のハロウィンイベントは別料金となります。昼にデコレーションを見て回ることはできます。
園内中がパンプキンで飾られます。面白い顔はめパネルも登場するので写真を撮って遊べます。
割と怖い飾りもあります。
ヘンリーフォード博物館の11月末~12月のクリスマスツリーとサンタとの写真(Santa Visit)
すごく大きくて綺麗なツリーも博物館に入るとすぐのエリアに現れます。

ヘンリーフォード博物館の体験記

ヘンリーフォード博物館、フォードと名が付いているので、自動車の博物館と思われるかもしれませんが、自動車だけでなくアメリカの発明の歴史が詰まった博物館です。もちろん自動車の歴史も詳しく知れますが、飛行機や発電機、農機具や家具、また差別の歴史などとにかく広いのでいろいろな展示があります。また、ところどころに子供が喜びそうな場所、たとえば紙飛行機を作って飛ばせる場所や、レゴのコーナー、動くミニチュア電車の展示などがあって、うちの子供たちは一度そこに行ってしまうとしばらくは移動できなくなります。なので、毎回その危険エリアを覚えておいて最初からは行かないように通らなければならないので、全部を回るのに3回くらい通いました。ですが、大人なら1日で見て回れます!

真正面で出迎えてくれる飛行機のエリア。飛行機からの景色が見れるスクリーンがあったり、紙飛行機を作って飛ばせるエリアがあったり。息子たちの大好きエリア。
毎回作らされる紙飛行機
自作紙飛行機を試せるエリア
隣のグリーンビレッジにライト兄弟の家や仕事場が移設あるだけあって、ミュージアムのほうにも飛行機が発明された初期のころの展示も充実しています。
ここに来るといつも魔女の宅急便のトンボが頭をよぎります。
端の方には機関車も何台かあり、これまたうちの息子たちは機関車に乗ったりボタン押したりで忙しい。
車が生活をどう変えたかの移り変わりを示す展示とか
歴代の大統領の車とか
農業のエリアでは農作機械が展示されていて、実際乗れるようになっていたり
地味だけどけっこう見入っちゃう数学のコーナーとか。
博物館には期間限定の展示エリアも。ちょうどこの時はレゴで作ったタワーの展示で、その周りで、たくさんのレゴを使って遊べるという期間展示。写真は東京スカイツリー。ちゃんとありました。

グリーンフィールドビレッジ の体験記

ヘンリーフォード博物館の隣にあるグリーンフィールドビレッジ。これもまた年パスがあれば入場無料で入れます。(中でのアトラクションは有料。ちなみにアトラクションを含む年パスもありますが、それは高いです。)こちらも見どころがありすぎて広すぎて、子連れだと1日では足りません。

蒸気機関車で園内を一周できます。乗車するのは別料金
馬車やModel Tと呼ばれるフォードの初期の車にも乗れます。もちろん別料金
子どものプレイグラウンドもあり、とても素敵な公園です。ここは入場料で入れます。ただ、ここにきてしまうと、子供たちはここから動こうとはしません。
ライト兄弟の生家や、飛行機が最初に生まれた自転車屋の工房もグリーンフィールドビレッジに移設されていて見学可能。
エジソンが電灯を作ったラボも移設されています。有名なエジソンの言葉、「天才は1%のひらめきと99%の努力」努力の部分はperspirationとなっていますが、グーグル翻訳だと汗、汗が出る過程と訳されます。それを日本では努力と訳して名言となっているのですね。
ガラス工房、焼き物工房、錫(スズ)工房もあり、実演も見れます。写真はガラスでガラスビーズを作っているところ。普段はコップなどを作っているのですが、初めてビーズを作っているところに居合わせました。工房エリアは、7歳の娘の大好きエリアでした。ずっと過程を見ていました。その間、ボーイズたちは暇なので、工房前の池のなまず(Catfish)を眺めていました。
 
Nokko
ヘンリーフォード博物館もグリーンフィールドビレッジも、見どころがありすぎて、写真はほんの一部です。どちらも小さい子もとても楽しめる場所です。