私は、海外赴任にきて、ちょうど2年になるところで1回目のTOEICを受けました。
そのきっかけは、私より先に帰国するお友達が帰国後の仕事を探し始めていて、リクナビでTOEIC700点あれば、〇〇(そこそこ名の知れた企業)の事務職の応募資格があるよ~!と教えてくれたことです。
それまで、会社で強いられてTOEICを受験している旦那を尻目に、のんびりESLに通っていた私でしたが、TOEIC受験への道へと一歩進めたのでした。
駐在妻がTOEICを勉強し、受験するメリットとは?
メリットその1、帰国後の履歴書に書ける。
個人的には、これが一番のモチベーションになりました。駐在妻の場合、海外赴任に帯同したものの、ほとんどの方がその期間働いていたわけでもなく、履歴書上は専業主婦の期間長かっただけ。ということになります。せっかくアメリカにいて、英語環境で暮らしているのに、このままでは、帰国後に何のアピールポイントもない!ということで、英語を勉強したという証として、帰国後、転職の際に資格欄の空欄を一つ埋められるのがメリットと言えます。
ちなみに、履歴書に書く場合は、 2019年9月 TOEIC公開テスト 800点取得 というように、取得 という言葉をつけるそうです。
メリットその2、アメリカで受験できる。
TOEICは日本の企業で採用条件に入れているところも多い資格です。その試験が、アメリカ滞在中に受けられるのもメリットです。アメリカ滞在中は英語環境の中にいるので、少なくともリスニング力は日本にいるときより付いています。日本に帰ったらどんどん失われていくであろうこのリスニングスキルを、アメリカにいるうちに使えるのはメリットと思います。
メリットその3、旦那さんの教材を使える。
うちの場合もそうですが、旦那さんが会社からTOEIC受験を強いられている会社は多いと思います。その場合、旦那さんが教材をすでになにか持っていることが多いと思います。TOEIC教材も結構な値段するので、自分のためだけに買うのは専業主婦の身では気が引けます。しかし、すでに教材が家にある場合、まずはそれを使ってみるのが良いと思います。おすすめは、一回まずTOEICとはどんなテストか、リスニング、リーディングとも模擬テストをやってみること。そこに、大体の点数表が載っているので、自分のいまの力がわかると思います。文法が弱いのか、長文読解が弱いのか、語彙力が足りないのか、自分が苦手な分野もわかります。↓この模擬試験、読み手が本番の人と同じなのでおすすめです。
メリットその4、TOEICでの勉強は日常生活に使える!
”TOEICの英語は、ビジネス用で日常生活にはそんなに使えない”と聞いたことがあるかも知れませんが、そんなことは全然ありませんでした!問題でも、たとえばマンションでの入居の話や、パートタイムの募集の話、業者さんとのチャットのやり取り、お礼のお手紙など、アメリカで主婦が普通に生活していても使うような場面がたくさん出てきます。
特に、子供の学校からの連絡や、先生とのやり取りなどは、TOEICの問題と共通する部分があると感じます。
メリットその5、語彙力が増える。
アメリカで生活していると、日本で習ってきた英単語って、なんて少なかったんだ、語彙力がなさすぎる!と気づき、単語を覚えなきゃいけないな~と感じるのですが、どう勉強してよいのか、語彙力の増やし方がわかりませんでした。TOEICの勉強を始めると、単語も勉強することになるので、結果的に普段に使う語彙力も増えました。
メリットその6、自分の英語レベルがわかる。
アメリカに海外赴任にくるとESLに通う方が多いと思いますが、大体、初級・biginner:ビギナークラス、中級・intermidiate:インターミディエットクラス(lowやhighがある場合も)、上級・advance:アドバンスクラスなどにクラスが分かれていると思いますが、自分がどれにあたるのかよくわからないこともあります。アメリカ暮らしも2,3年になってくると、大体の人が中間のクラスにいると思います。私の場合、長い間アドバンスに挑戦する勇気が持てませんでした。しかし、TOEICで800点を超えてから、それが自信となりアドバンスのコースにも挑戦することができました。
メリットその6、結果が届くのが早い。
これは、実際受けてみてわかったのですが、アメリカで受けると、受験日から10日後くらいには結果を受け取れます。日本では1か月くらいかかるらしいので、これはメリットですね!
- TOEICは英語を勉強した証として履歴書に書けるので、転職活動をするときに使えます。
- アメリカにいるうちに受けると、耳が英語に慣れているのでリスニングは有利です。
- TOEICは、日常生活で使う英語としても、十分役に立ちます。自分の弱点にも気が付くことができるので、英語で何を勉強してよいかわからない時にはTOEICを挑戦してみてはいかがでしょうか。
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