【コロナ禍でのバレエ発表会】8歳で日本のバレエ発表会を初体験

アメリカ赴任中、6歳の時にアメリカでバレエの発表会に出た長女でしたが、7歳で帰国してから日本でもバレエ教室に入り、今回8歳で日本で初めてのバレエの発表会に参加できました。
コロナ禍で通常より制限の多い発表会となったようですが、我が家の場合、8歳の娘の、初の日本でのバレエの発表会でしたので、コロナ禍関係なく要領が分からず戸惑うこと多かったのでレポしたいと思います。
(日本での発表会は、リハーサルも含め写真撮影不可でしたので、写真は撮れませんでした。)

アメリカでのバレエの教室や発表会の詳細や費用は別記事で書いておりますので興味のある人はこちらの記事もご覧ください。↓

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Nokko
バレエで8歳で入会となってくると、他の子はすでに何回か発表会を経験しているため、子供も親もお友達の輪がすでにできている中に途中入会する形でした。
娘も私もいろいろ戸惑いましたが、なんとか無事に発表会が終わりましたので、そのレポをしたいと思います!

【コロナ禍のバレエ発表会】新型コロナウイルス感染拡大防止のために通常と違った点

会場は観客が千人ほど入る市民会館の大ホールでした。
スタジオから、コロナのために、通常と違う点と事前に通達があった点は以下の通りでした。

・風邪症状・発熱のある方はご来場をお控えいただく。
・入口で検温。マスク着用、手指消毒のお願い。
・劇場内ではグループごとに一席空けソーシャルディスタンスの確保。
・無料だが、入場にはチケットが必要。そのチケットにあらかじめ住所と連絡先を書いてもらう。
・感染拡大防止のため花束・プレゼントなどはご遠慮いただく。
・パンフレットは事前に渡す。会場では配らない。

【まん延防止等重点措置後のバレエ発表会の変更点】

発表会当日は、緊急事態宣言までは出なかったものの、その直前にまん延防止等重点措置が取られることになりました。そこで、追加で以下の点が変更になりました。

・終演後のホワイエ、ロビーでのお客様との団らん禁止。
・メイクは楽屋で落とさず、そのまま私服に着替えすぐ退室する。
・家族やお知り合いの方とは、会場外で各自会う。
・会場内はホール、ロビー、ホワイエすべてで飲食禁止。休憩時も会場外に出て飲み物を飲む。

 
Nokko
お客様との団らんがなくなってしまったのは残念でしたが、発表会自体は全て予定通りできましたので、本当に良かったです。
グループごとに1席開けなくてはいけなかったので、千人入る会場でしたが、8割ほどの入りに見えました。

【8歳で初めて日本のバレエの発表会】練習から発表会当日までのレポ

どうやって娘のバレエ教室を選んだのかというと、一番家から近いバレエ教室だったからでした。最初に体験に行ったら娘が気に入って、そのまま入会したので、レベルとかは全然知らないまま臨んだ発表会となりました。
娘の場合は、入会したときは7歳で、週に1回のレッスンだったのですが、できれば週に2回来たほうが良いと勧められてきました。発表会が近づいてくると練習の量が増えて、1か月以上前から平日以外の土日祝も一日3~4時間練習、みたいな状態になってきて、これは思っていたよりすごい大変なところに入ってしまったのかな?とは感じていました。
ですが、娘は練習時間が長いとは言いながらも、練習を嫌がることはなく、練習の帰りにはいつも楽しかった~と言っていました。発表会の練習で長時間一緒にいる中で次第にお友達も出来てきました。
子供同士が仲良しになったおかげで、私もそのお母さんたちと話せるようになり、発表会のことやバレエのことを教えてもらえるようになりました。特に、シニョンの上手な作り方のこつや、発表会の持ち物について教えてもらえたのはありがたかったです。

バレエは、発表会の当日までにも、「お休みしないように」という日が何日かあって、衣装合わせの日や、パンフレットに載せる写真撮影の日、照明合わせ、前日には発表会当日の会場で行うゲネ(リハーサル)など。発表会前1か月は風邪とか熱とか出せない状況でした。

そして、あっという間にやって来た発表会当日。
当日は、朝9時に、シニョンを作ってヘアセットした状態集合で集合で、そこからメイク、通しリハーサルをして、17時から19時半の本番という朝から晩までの過密スケジュール。

発表会自体は3部構成で、17時から始まり結局終わったのは19時40分くらいでした。
エトワールやコンクールに出ているような生徒さんのバレエのレベルは素人目に見てもものすごく高く、プロのゲストダンサーなんかも数名来ていて、大人も楽しめる内容の発表会でした。そのなかで、娘はオープニングと小学生低学年のメインのパートで2回出演し、その服のままフィナーレでしたので、合計衣装を3つ着ていました。
小学校1~2年はまだ本格的なバレエというよりは、バレエの動きを取り入れたダンスに近い感じで、娘が楽しんでいるのが全身から伝わってきて、私もキュンキュンしてしまいました。
発表会が終演すると、コロナ禍のためお客さんとの団らんはなかったため、8時過ぎにはメイクも落とさぬままに、荷物だけ取って会場から出てきました。

そして、その帰り道、お姉さんみたいにもっと上手になりたいと、次から練習を週2にしたいと言ってきました。また数年後にはバレエをいつまで続けるか問題が起こりそうですが、これにより、再び習い事のスケジュール調整をしなくてはいけなくなりましたので、またパズル状態の子供たちの習い事スケジュールで頭を悩ませることになりそうです。

 
Nokko
日本の場合、発表会の費用や道具で、計15万くらいは掛かり、アメリカの時よりずいぶん高額になってしまいました。しかし、小学校のうちからこんなr立派な舞台に上がる経験なんてなかなかないので、(いや、大人になってもそうそう舞台に立つことなんてないですよね)その価値はあるかと思います。