【トコジラミ(bed bug)自力駆除方法と撲滅用購入品リスト】夜中、大量に虫に刺され!?

日本でニュースを見ていたら、なんと日本でもトコジラミが流行っているらしい!!ニュースを見るだけでも恐ろしい。コロナで2年ほど落ち着いていたものの、また外国からの旅行者が増えてきてトコジラミが流行し始めているとか~!!
トコジラミの被害にあわれてしまった方に、私がアメリカ生活中に被害にあった際、自力で駆除成功、撲滅した方法をご紹介します。もっと効果的な方法があるかもしれませんが、我が家はこれで撲滅できました!なお、こちらの方法にたどり着く前に、市販のトコジラミ(bed bug)殺虫シートとか買って使ってみましたが、全く効果なし。ちなみに、日本で売っているような殺虫スプレーは使ったことがありません。小さい子供がいたので、殺虫スプレーは何となく怖くて使わず、原始的な熱による駆除方法です!

 
Nokko
このトコジラミとの闘いは、アメリカ生活中、あまりに悲惨すぎて思い出したくもない出来事。いままでブログ記事にも昇華できなかった悲惨な事件のうち、これはワースト2くらいに入ります!ただ、日本でも流行っているなんて恐ろしすぎるので、だれかの助けになればと記事にしてみようかと書きはじめました。

とにかく生命力の強いトコジラミ!自力駆除手順1~6とその方法

最初、夜の間に子供がやたらと虫に刺されていて(数十か所)、かゆがっているなと思ったところから、トコジラミとの闘いが始まりました。そのうち、一人二人と被害が出てきて、寝ている間に虫に刺されるので、ダニか何かかかなと思っていました。
学校の先生が、ベットバグじゃないか?というので、そこで初めてベットバグについて検索。そこで、子供の布団やマットレスをひっくり返したところ、検索した通りの卵を発見しついていて、本当に仰天しました!!さらにベットの裏のねじ周りには黒い点々や赤い点々があって、ねじの頭と思ったら虫だった、みたいな。隠れているので、見つけたときには本当に恐ろしかったです。

1,トコジラミ駆除のための購入リスト

1・トコジラミ(bed bug)用マットレスカバー
2・巨大なビニール袋
3・ガムテープ
4・スチームアイロンの4つをまず買う!

マットレスカバー↓まさにこれを買いました。外国のはシングルで1万円以上するので、ちょっと高すぎるかもしれませんが、アメリカで買ったときは1つ50ドルくらいでウォルマートに売っていました。

↓こっちのほうがずっと安いですが、効果はわかりません。↑上記の外国製のもののほうが効果が強いような気がします。

トコジラミ用マットレスカバーをマットレスに取り付けて、とりあえずトコジラミをとじこめてください!
我が家は、マットレスカバー取り付け後のマットレスに寝ていました。
我が家が使ったスチームアイロンは、コストコで買ったものでしたが、今はないようなので、こちらの↓ような感じのものです。すぐスチームの水がなくなるので、なるべく水タンクの量が大きいものがいいかと思います。

2,まずは布類は洗い、高温乾燥機にかけて保管

被害のなさそうな洗えるものはすべて洗い、高温乾燥機に掛けてビニール袋に入れて保管する。
バックなどはスチームアイロンを念のためかけておき、ビニール袋に入れて保管する。

トコジラミも、高温には弱いようで、高温乾燥機に掛ければ死ぬらしい!被害がなさそうな洋服も、もしくっついていたらと思うと嫌なので、高温乾燥機にかけて、ビニール袋に入れて口をガムテでふさぎ、外からの侵入を防いで、バスルームとか床のつるつるのところで保管(避難)します。バックなど洗えないものは、スチームアイロンを念のためかけて、同じくビニール袋に入れて保管。

3,被害を発見した布製・木製のものは基本全部捨てる。

頑張って駆除すれば使えるでしょうが、ベット裏とかの赤や黒のシミを見てしまうと気持ち悪すぎて、そして、もし残っていたらまた増殖するリスクを考えると、私は使い続ける選択肢はありませんでした。私は、ベット、ソファー、カーペット、毛布などを捨てました。捨てるため、ベットを解体し、大きなビニール袋で包んで口をテープで塞いで、虫を閉じ込めて、できれば袋ごと外に出し、とにかく捨てる。。

4,スチームアイロンで高温にして、卵を殺す。

100度のスチームアイロンで、卵が死ぬらしい!というわけで、アメリカでの家がフローリングではなくてカーペットだったので、隅から隅までスチームアイロンで高温にして掛けました。すごく時間がかかりましたが、これを掛けたことで精神的に出来ることは全部した!という気になりました。
どうやら、業務用のスチームクリーナーというものもあるみたいで、レンタルしたら時間を節約できたかもしれません。我が家はコストコで買ったスチームアイロンの隣にバケツを置いて、水をすぐ補充できるようにして、地道に頑張りました。

5,トコジラミ防止のマットレスカバーを掛けて使っていたマットレスを捨てる。

マットレスカバーでトコジラミをマットレスに閉じ込め、そのうえで寝ていたわけですが、最後にカバーごと捨てます。最後はマットレスカバーの下のほうで絶命した虫が見えました。

6,完全にトコジラミ撲滅を確信したら、新しい家具(パイプベット)、マットレスなどを買う。

我が家のトコジラミ撲滅まつりは、このように終わりました。5日くらい、夫婦で閉じこもって虫と戦っていたような気がします。ベットは、親のも子供のものもすべてパイプベットに交換しました。まさにこんなもの。全然安いのですが、トコジラミのことを考えると、フランスベットよりパイプベットです!↓

最後に、二度と被害にあわないために!トコジラミの予防の鉄則

我が家の場合、それまで、このトコジラミの存在を全然知らなかったのです!ちなみに、持ち帰ってしまった場所はニューヨークです。後から調べてたら、ニューヨークはトコジラミ(ベットバグ)が出るというめちゃくちゃ有名な土地だったのです。
しかも、我が家の場合、ニューヨーク旅行の際はマンハッタン島が高すぎたため、クイーンズエリアに4泊し、その間荷物をベットの上とかに平気で乗せていました。まんまと持ち帰ってしまいましたので、今後の被害を拡大させないためにも、覚えておくべき鉄則は3つ。

1,宿に泊まる際には、ベットや床、布製のものにカバンを置かない!タイルやつるつるした部分にカバンを置く!

トコジラミ(ベットバグ)はタイルやプラスチックなどのつるつるした面には上ってこないので、荷物はそういったところに置きます。

2,宿に泊まる際にはベットをチェック!シーツをめくって、マットレスの四つ角の隠れたとこに赤いシミや黒いシミ、カメムシの小さいやつみたいな虫がいないかチェック

もし見つけたら、絶対に部屋を変えてもらったほうがいいです!トコジラミなんてもう絶対見たくありませんが、被害にあうととんでもないことになるので、絶対にやったほうがいいです!

3,家では、ベットをパイプベットにして、マットレスにはベッドバグを防ぐシーツを掛ける

ここまでする必要があるのかわかりませんが、我が家は、木のベットがトコジラミの巣のようになってしまい、(トコジラミって、いわゆる加工なしの無垢な感じの木が大好きらしい)木のベットをすべて捨てまして、パイプベットにしました。上に書いたように、ベットバグ用のシーツがめちゃくちゃ頼りになりますので、最初にこれを付けておくことを推奨します!
↓外国のやつはちょっと高すぎるかもしれませんが、アメリカで買ったときは1つ50ドルくらいでウォルマートに売っていましたので、それを日本用に最後に買って帰り、日本でもつけています。

 
Nokko
こういった恐怖体験は、夫婦の仲を強めます。(笑)いわゆる吊り橋効果でしょうか。たまに壁にいる小さいクモを見ると、夜中にどうどうと歩いていたトコジラミを思いだしたりします。もう二度と会いたくないですが!!