私がアメリカ・ミシガンで初めて経験したのが、厳しい冬!(ミシガンは北海道と同じ緯度です。)それまで、マイナス20℃とか、雪が多いエリアに住んだことがなかったので、無知によりピンチに陥ったこともありました。今から考えても恐ろしいです。本記事では私の失敗を含め、冬に備えておくと良いのではと思ったことを書いております。
11月下旬までには!冬に備えてのお買い物リスト。特に初めての冬は要注意!
まずは、冬に備えてのお買い物リストを。私が買ったもの、ESLの先生に買ったほうが良いと勧められたものを書いておきます!
- ドアやカレージ前の雪かき用のシャベル (コンドミニアムだと管理会社が雪かきしてくれるので結局ほぼ使わなかったのですが。いざ雪が降ると、あっという間に売り切れます!)
- 加湿器(アメリカ、めっちゃ乾燥します!日本から、1つ、強力なのを持参して変圧器で使っていたのですが、2か月くらいで壊れました。泣。水が違うからでしょうか。そこから1つ買い、帰国する友達にもう一つ貰って2台を使っていました。)
- 融雪用の塩(これも、コンドミニアムだと管理会社が撒いて行ってくれるので買ったことはなかったのですが、これがないと家から出られなくなると思いますので、一軒家の人はマストだと思います)
- 暖房用のフィルター(3か月に一回は替えないと、暖房のパワーが落ちます!暖房が命です!)
- スノーブーツ、スノージャケット(スノーブーツはラバー部分が足の甲くらいまであるものがおすすめです。水がしみ込まないので)
- ボディローション(アメリカではなぜこんなにボディローションの種類が多くて、大きいのかと思っていましたが、乾燥がひどいので生活必需品でした。)
- 1週間分くらいの食糧と水(天候により、寒すぎて家から出られなくなることがあるので、買い物に行かなくてもよいようストックしておく)
- 暖炉がある家は暖炉のセット、ない場合は石油ストーブ(これは、結局我が家はなかったのですが、もしもの時にはあったほうが良いとは思います。)
- 車用の雪・氷を払うブラシ(スノーブラシ・スクレイパー)→これは車一台に1セットは必需品です!車に積んでおく。
- ソリ(雪が積もるとあっという間に売り切れますので、ソリ遊びをしたい場合は売りだしたら買っておくと良いかも)
- 解氷ウォッシャー液(車用。フロントガラスに薄い氷が張り付いたときに、解氷ウォッシャー液を使うのでこれも、車に積んでおく)
- 猫用のトイレシート(車が2WDの人はあったほうがよいかも。雪道でスタックしたときに、タイヤの下にこれをひくと脱出できるらしい)
- 停電用のセット(懐中電灯、電池、カセットコンロ等)→一番怖いのが、暖房が使えなくなる停電の時!停電に関しては、別記事で書いていますので、ご参照ください。
私が住んでいたのはミシガンというカナダとの国境に位置する州で、冬はかなり寒いエリアです。 なので 冬の寒い時期に長期旅行や日本に一時帰国する際は、かならずエアコンをつけっぱなしにしなくてはいけないのですが、エアコンが強制的に切れてしまう[…]
バス通学の子供がいる家庭にぜひやってほしいこと
・もしもの場合を話し合っておく。子供に、緊急用の鍵の置き場所(預け場所を教えておく)とか。私の場合、子供には鍵のありかを教えていなかったのですが、緊急時はここに鍵があるから、これで入ってね、と伝えておくことが大事だと思いました。自分に緊急事態が発生して、バスの迎えの時間に間に合わないと、冬だと外で待っていたら凍えてしまうくらい寒いことがあるからです。
・バスの運行状況が分かるアプリをダウンロードしておく(これ、途中まで知らなかったのですが、今スクールバスがどこにいるかがわかるアプリです。どの学区にもあるのかは分かりませんが、もしあれば絶対に入れておいた方が良いと思います。)
アメリカミシガンのように雪、凍結の恐れのある地域の車・タイヤ選び
まず、車に関して。ミシガンエリアでは、絶対に4WD(Four Wheel Drive)(前輪と後輪とも、4つの車輪がエンジンの動力で回るタイプ、日本では四駆と呼ばれています)が良いと思います!というのも、雪の日に、2WD(Two Wheel Drive)(エンジンで前輪か後輪のどちらか2つの車輪だけが回るタイプ)の車が、雪にスタックして動けなくなっているのをよく見ました。あと、私はリースでトヨタのシエナという車を借りていたのですが、ハンドルヒーターというハンドルが暖かくなる機能と、座席の下に暖かくなるヒーターの機能がついていて、冬はとても利用しました。車に乗る前に、先に車のエアコンを遠隔で付けられるという機能も付いていたのですが、それはほとんど使うことはありませんでした。
タイヤに関しては、ミシガンで使っていたのは、オールシーズンタイヤというタイヤで、スタットレスタイヤに替えることはありませんでした。ただ、スタットレスタイヤに替える必要がない分、タイヤの溝がすり減りやすいらしく、3年目に一度、タイヤを全部交換しました。
冬の車のチェック項目と注意事項
これは基本のキ、ですが、冬は絶対にガソリンが半分以下にならないように、その前にガソリンを入れること。雪や凍結で車がスタックしたときに、助けが来るまでに暖房を付けておかないと凍死してしまうことがあるからです!都市伝説的に、数年前に日本人がどこどこで冬の車内で凍死した、みたいな話を聞きました。というわけで、それ以外のチェック項目はこんな感じです。
- タイヤの溝は大丈夫か?(溝がすり減っていると雪や氷の上で滑る。我が家は3年目に一度、オールシーズンタイヤを交換しました。けっこうな出費になりますが、毎冬スタットレスタイヤに交換する料金を考えたら妥当なところかも。旦那さんに、家族の命が掛かっているものをケチるな、と言われてしぶしぶ交換)
- タイヤの空気圧(冬になるとよく空気圧のマークが点滅していました。ガソリンスタンドで入れられます。)
- 雪の日は、外での停車時はワイパーを上げる(ワイパーが凍って動かなくなるのを防ぐ)
- バッテリーが古すぎないか(私も冬に、家の前で上がってしまって動けなくなってしまったことがありました。子供の保育園のカンファレンスを欠席する結果に。。)
冬の車に乗せておくものリスト
雪や凍結で車がスタックしたときに、助けが来るまでの間に数時間とか時間が掛かってしまうことがあります。そんな緊急事態用に、車に積んでおくと良いと聞いたものが以下のものになります。
- 毛布・コート・手袋・ニット帽(もし車がスタックして救護を待つとき用に)
- 飲料水・食べ物(同じく、救護を待つとき用に。お友達で、ハロウィンでもらったお菓子をそのまま車に積んでおくと言っている子がいました)
- 携帯用トイレ (これも救護を待つとき用)
- 解氷ウォッシャー液 (フロントガラスに薄い氷が張ってしまったときに氷を解かしてくれる)
- 携帯の充電器
- 車用のスノーブラシ・スクレイパー (外に停車中に雪が積もってしまった場合は、ライト、車の上、マフラーの上やフロントガラスなどは必ず雪を落とさなくてはいけないので、そのときに使う)
- 猫用のトイレシート(これもESLの先生に教えてもらったもの。 雪道でスタックしたときに、タイヤの下にこれをひくと脱出できるらしい)
- ジャンパーケーブル(Jumper cables)(冬は、バッテリーが上がりやすい!私も上がっちゃったことがあり、その後ジャンパーケーブルを車に乗せるにようになって、他の車を助けたこともありました)
- 大きくHelpとかSOSとか書ける用の紙とペン (これは使ったことがありませんが、ESLの先生が教えてくれてなるほどと思ったもの)