初めて行ったロイヤルカリビアンクルーズ社の西カリブ海7泊8日クルーズが素晴らしかったため、最後のアメリカでの旅行にクルーズにもう一度行こう!と、今度は価格重視で、カーニバルラインクルーズ社の3泊4日のバハマショートクルーズに行ってきました。どちらもご飯は美味しいし、船は楽しいし大満足のクルーズでしたが、それぞれ特徴がありました。
子ども3人連れてのクルーズ、全体のクルーズ船の82パーセントを占めるという、カーニバルクルーズライン・ロイヤルカリビアン・ノルウェイジャンクルーズのビックスリーの3社のうち2社を体験しましたので、2社を比較しつつ、特に今回は子供を連れてのクルーズという目線で紹介します。
子連れクルーズの持ち物リストや、カーニバルクルーズライン、ロイヤルカリビアンの予約時の違いを紹介した記事も書いていますので、よろしければそちらもご覧ください↓
アメリカに来るまで、自分が家族でクルーズ船に乗るなんて全く想像することもありませんでした。しかしクルーズはアメリカで、とてもポピュラーな旅行の手段なのです。クルーズも各社いろいろあって迷いますが、カーニバルクルーズライン、ロイヤルカリビア[…]
日本語で検索比較して最安値を予約できるサイト(クルーズだけもできます)がありますので、こちらを見てみるのもよいと思います。↓
ロイヤルカリビアン社、カーニバルライン社で参加した各クルーズについて
【ロイヤルカリビアン では、7泊8日の西カリブ海クルーズ 】
- 時期:2018年3月末~4月頭の春休みシーズン
- 行先:7泊8日の西カリブ海クルーズ(出発はフォートローダーデール、寄港地 ハイチ、ジャマイカ、メキシコのコズメル)
- 船:Allure of the Seas:アリュール・オブ・ザ・シーズ(乗客定員5400人の22万5千トンサイズ)この当時はオアシスオブザシーズと並ぶ、世界最大船でした。いまは、おなじロイヤルカリビアン社が新しくさらに少し大きい船を運航しています。
- 部屋の指定:あり。バルコニー付きの海側の部屋。乳幼児含む子供3人の予約のため、予約時は電話でしかできず、障がい者用のマークの部屋。
- 子どもの年齢:長女5歳、長男3歳、次男7か月の乳幼児
【カーニバルラインクルーズでは、 3泊4日のバハマショートクルーズ
- 時期:2019年11月のサンクスギビング直前
- 行先:3泊4日のバハマショートクルーズ(出発はマイアミ、寄港地はバハマのナッソー)
- 船:カーニバルビクトリー(乗客定員2758人10万トンサイズ)
- 部屋の指定:なし。窓バルコニーなしの、内側の部屋。一番下の部屋の1F
- 子どもの年齢:長女7歳、長男4歳、次男2歳半
ロイヤルカリビアンとカーニバルラインクルーズで、子連れ目線で重要な4項目を比較
1、子供3人の場合の部屋について
ロイヤルカリビアンの場合【バルコニー付き、海側の部屋を選択】
子ども3人の場合、スイートルーム以外はオンラインでは予約できず、予約時に電話で予約しなくてはいけないなど、子ども3人という家族向けにはあまり優しくないな、という印象のロイヤルカリビアン。しかし、子供3人の場合は、障がい者用のお部屋となり、その分1メートルほどは幅が広く設定されていたため、かなりスペース的には広く感じました。さらに、バルコニー付きの部屋でしたのでより広く感じました。海を見たり、寄港地の発着の際も外を見れたり、太陽の光を感じられたり、バルコニーがあったのはとても良かったです。
カーニバルラインクルーズの場合【お安いプランのお部屋お任せにしたら、窓、バルコニーなし。インナー側のお部屋に】
子ども3人でもあっさりオンラインで予約でき、さらに部屋はお任せにすると値段が安かったので、そちらを選択。すると、海側ではなく内側で、窓、バルコニーもなしのお部屋でした。そして、作りは4人部屋と同じサイズで、クイーンサイズのベットが一つと、サイドに小さいエキストラベット、さらに、壁に2つエキストラベッドが付いていて、それを開くと2つの2段ベットが現れる仕組みでした。部屋自体はロイヤルカリビアンと比べるとかなり狭く感じましたが、2段ベットには子供が大はしゃぎ。自分たちの場所として隠れ家的に遊んでいました。
内側の部屋は、外から全く光が入らないので、時間の感覚がなくなりました。ぐっすり眠れ過ぎて毎日朝に気が付きませんでした。アラーム必須です。お部屋にもアラーム機能が付いていました。
2、子供のナーサリー、キャンプについて
子連れクルーズにおいて、子供を無料で預かってくれるというシステムほど親にとって有難いものはありません!2社とも、もちろん子供を預かってくれますし、システムも似ています。ですが、うまく利用できるかは、これは子供の年齢や性格が大きく関係すると思います。ロイヤルカリビアンに乗った時は子どもの年齢:長女5歳、長男3歳、次男7か月の乳幼児 ) でしたので、まず長女5歳は1回行くと2回目からはあまり行きたがらず、長男は3歳なので無料のキャンプに行けると思いきや、おむつがとれていなかったので無料のキャンプは断られ、ナーサリーになってしまい、1時間あたりお金が掛かりました。7か月の次男もお金は掛かりますが、ナーサリーで預けられました。
カーニバルラインクルーズ (子どもの年齢:長女7歳、長男4歳、次男2歳半 )のほうは、2歳からなんと無料!!しかも、おむつでも無料で預かってもらえました。ロイヤルカリビアンの際には無料キャンプはおむつで断られていたので、無料で行けたのはうれしかったです。そして、長女も7歳になったからなのか、キャンプがものすごく楽しかったみたいで、常にキャンプに行きたがっていました。7歳、4歳、2歳と全員無料で預かってもらえ、しかも子供たちは喜んでキャンプに行ってくれるので、何回か親だけの時間が取れました!
3、子供向けのイベントについて
これに関しては、圧倒的にロイヤルカリビアンのほうが多かったです。船の大きさによるものか分かりませんが、それなりに立派な子供向けのパレード(ドリームワークスの映画のいろいろなキャラクターが出てきたり、プリンセスっぽいものもいました。また、子供向けのショーやイベントも船内で頻繁に開催され、子供をキャンプに預ける時間なんてないくらいでした。さらに、子供に無料でフェイスペインティングやバルーンアートをしてくれる時間もありました。
一方、カーニバルラインクルーズは、Dr.Seussというアメリカでは一応名の知れたキャラとコラボしてはいましたが、その子供向けのパレードとストーリータイムが1回だけあったのみでした。しかし、そのパレードも着ぐるみは4体のみ!子供たちが集まって旗やベルを持って船内をパレードするというもので、うちの子供は小さいのでパレードを楽しんでいましたが、想像していたパレードとはまったくちがっていました。
4、子供向けの施設について
どちらの船にも、子供が入れるプールや公園、ミニゴルフや卓球、ゲーセンなど子供が遊べる施設はありました。これは船の大きさによるものかもしれませんが、ロイヤルカリビアンの船にはさらに、無料で乗れるメリーゴーランドや、プールも数種類のウォータースライダー含めいろいろな種類がたくさんありました。カーニバルラインクルーズのほうの船にはトイトレが終わっていない子供(おむつの子)が入れるプールがなく、プールの種類もウォータースライダーが1つだったりと少なかったです。
まとめ:子連れクルーズ、ロイヤルカリビアンとカーニバル、どっちがいい?
子どもと一緒に船内イベントを楽しんだり、施設やショーを子供と楽しみたい、という方はロイヤルカリビアンのほうが楽しいと思います。パレードにメリーゴーランド、キッズ専用のダンスパーティや、フェイスペインティング、バルーンアートなど、子供が大好きなイベントが無料で全部楽しめると思うと、ついついイベントからイベントへ渡り歩いていました。また、小さい子連れでは普通はいけないような本格的なミュージカルやアクロバティックショー、私の乗った船ではアイススケートショーまで船内で開催され、子供も一緒に見にいけるのでお得な感じです。
逆に、船に乗っている間は大人だけの時間を楽しみたい、寄港地に着いたときは子供たちと一緒に観光すればいいという方は、カーニバルラインクルーズのほうが良いです。DJによるパーティーはありますが、ショーはコメディショーくらいしかないので、その分クルーズの料金自体がずっと安いです。キャンプはとてもよく出来ていて、私の子供たちは3人ともとても楽しそうに嬉々と行っていたので、子供たちは子供用のキャンプで楽しく過ごしてもらい、大人は、大人だけの特別エリアでゆっくりしたり、カジノを楽しんだり、バーに行ったりして過ごすのもいいと思います。私は、久しぶりに旦那と二人でゆっくりデート気分を味わったり、カジノに行ったりしてとても楽しめました。