前回の記事で書いた通り、グリーンを適当に育てていたため、いくつもの植物を枯らしてしまいましたが、その中でもまだ生きている子たち(ゴムノキ・ベンジャミン・カジュマル・エバーフレッシュ・モンステラ・ポトス・パキラなど)は、おそらく比較的育てやすい観葉植物に入るかと思うのです!いかんせん、今でも枯れずに我が家にいるのですから。
先日、ちゃんと基本の育て方を調べてひとつ前の記事に書いたので↓基本はこちらを見てもらうとして、今回は我が家にいる観葉植物の原産地や、育て方などを個別に調べてみたいと思います。多肉植物もまたいくつかいるのですが、それはまた別記事にしたいと思います。
かわいいな、癒されるな、とつい買ってしまうグリーンですが、適当に育てていたので、いくつもダメにしてしてしまいました。もうちょっとちゃんと育てようと、最低限の基本のきを調べてみましたので備忘録として記事にしておきます。そのあと、我が家にいる[…]
【クワ科・フィカス属】ウンベラータやベンガレンシス、ゴムノキ、ベンジャミン、カジュマルなど
この、クワ科・フィカス属にあたる植物はなんこか家にありました!
・日当たり→直接日光があたる場所を好む。ただし、夏の強い日差しには弱い植物が多いので、盛夏の直射日光は避けたほうが良い。
・温度について→冬季の寒さにも比較的強く、一般的な室内なら越冬できる。夏の暑さにも強いが、風通しよく蒸れないように
・水やり→5~9月の生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと。秋口からは、徐々に水やりの頻度を減らし、冬季は土の表面が乾いて2~3日してから与え、やや乾燥気味にする。
・剪定→樹形のバランスが崩れたり、古葉が黄色くなって落ちるようなら剪定をする。4~5月ごろに行うと、新芽が出て夏には整ってくる。
家にあるクワ科・フィカス属・カシワバゴムノキ(原産地:インド・スリランカ・東南アジア)

カシワの葉に似ているのでこの名で呼ばれている。新芽が出ないような日当たりが悪い場所に置くと、ハダニやカイガラムシが発生するので葉水で予防するとよい。
同じゴムノキでも、いろいろ種類があって、こちらはフランスゴムの木↓こちらもちょっと欲しい。ゴムノキは大きさがいろいろあるので、大きいのは一万円以上するみたいだけど、小さいのは安いです。↓
家にあるクワ科・フィカス属・ベンジャミン(原産地:熱帯アジア・インド)

日当たりが悪い場所に置くと、ハダニやカイガラムシが発生するので葉水で予防するとよい。虫の排泄物によって、すす病が発生することもある。葉の表面がべたべたしていたら、見つけ次第殺虫剤で駆除する。
2~3年に一回、5~7月に一回り大きな鉢に植え替えるとよい。
剪定は随時。木のバランスよく、風通しがよくなるように、基本的に小枝の葉の上できる。
ベンジャミンも、6号サイズで5千円前後でアマゾンだと売ってます。↓鉢がおしゃれなのに入っていればそのまま飾れるので、結局安く上がるような気がする。鉢にこだわりだすと、鉢がけっこうな値段しちゃうんですよね。
家にあるクワ科・フィカス属・カジュマル(原産地:東南アジア~台湾、沖縄)

春から秋は、屋外のよく日のあたる場所に置くとよい。冬季は室内での管理にする。日照不足の場合は、水のやりすぎに注意。枝が伸びすぎることがあるので、5~6月に枝の切り戻しを行うとよい。伸びる勢いの強い枝は、葉を一二枚残して切る。込み合っている場合は、付け根から切り戻す。
カジュマルは、かわいいポットに入って2千円台とかで売っているので↓プレゼントにも最適かと。私のやつ、枝が伸びすぎているかも。剪定しないといけないかも。
【マメ科・ピトヘケロビウム属】エバーフレッシュ(原産地:マレー、スマトラ、南アフリカ、アマゾン)

・日当たり→直接日光があたる場所を好む。ただし、夏の強い日差しには弱い植物が多いので、盛夏の直射日光は避けたほうが良い。日陰においても、環境に慣れると生育する。
・温度について→夏季は屋外でも元気に育つ。冬季は10度以上ある暖かい室内で育てる。
・水やり→土の表面が乾いたらたっぷりと与える。日中は葉を広げ、夜になると閉じますが、水が不足すると、昼でも葉を閉じることがあるので目安とする。高温期には、葉水をするとよい。
・害虫→カイガラムシが付きやすいので、葉水で予防し、見つけたら早めに駆除。
・剪定→下を向いた古い葉を落として、葉のボリュームを減らし、新葉を残して葉が上を向いた状態にする。枝を細かく作って樹形を整えるようにすること。切り詰めると、幹が太くなって貫禄のある木になる。新芽のウエノ、伸びすぎた枝を切るとよい。縦の鉢に合わせるとよい。
【サトイモ科・モンステラ属】モンステラ(原産地:熱帯アメリカ)

・日当たり→ジャングルの高木の下で育つので、一年を通して直射日光が当たらない明るい日向に置く。
・温度について→高温多湿を好み、夏の暑さには非常に強い。冬季は、5度程度なら枯れることはない。
・水やり→土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、水やりの回数が多いと根が弱るので、やや乾燥気味にする。茎が伸びすぎる場合は、水のやりすぎの場合が多い。冬季や日照不足の場合は、土の表面が乾いて2~3にちしてから。サトイモ科は、葉水を与えるとより元気に育つ。
・剪定→伸びすぎた部分を切り戻して、全体のバランスを整える。縦長の鉢に植えると安定しやすい。極端に茎が伸びて、鉢から大きくはみ出す場合は、葉を1~2枚残して、根本近くまで切り戻しても良い。その後、茎から芽が吹いてくる。切った茎は、挿し木にして増やせる。
【サトイモ科・シンゴニウム属】シンゴニウム(原産地:熱帯アメリカ)

・日当たり→一年を通して直射日光が当たらない、レースカーテン越しくらいの明るい日向に置く。日光が少なすぎると葉が小さくなり、ひょろひょろになるので、早めに移動する。葉の状態で日光が足りているのかがわかるので、よく観察する。
・温度について→高温多湿を好み、夏の暑さに強い。寒さに弱いので、7度以上必要。冬季は暖かい室内で管理する。
・水やり→春から秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、水やりの回数が多いと根が弱るので、やや乾燥気味にする。
・株分け→株が増えてきたら、生育期の5~9月に株分けする。
・その他→新しい葉が出てくると、古い葉は枯れてくるので、枯れた葉は取り除く。
【サトイモ科・エピプレムヌム属】ポトス(原産地:ソロモン諸島)

・日当たり→一年を通して直射日光が当たらない、レースカーテン越しくらいの明るい日向に置く。耐陰性が強く、日陰でもそだつが、あまり暗いと生育が悪くなる。
・温度について→冬は5度以上必要。
・水やり→春から秋の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、水やりの回数が多いと根が弱るので、やや乾燥気味にする。冬は、土の表面が乾いてから2~3日後に。葉水も与えると害虫予防にもなるしよい。
・その他→急に株が弱った時は、害虫を疑って早期発見を。
・剪定→つるが長く伸びすぎると先まで栄養が行き届かなくなり、急に枯れてくることがある。短く切り戻して仕立て直す。
【パンヤ科・パキラ属】パキラ(原産地:熱帯アメリカ)

・日当たり→一年を通して直射日光は避けて育てる。ある程度の日陰でも育つ。
・温度について→夏の高温多湿には強い。冬季は暖かい日陰で育てる。
・水やり→5~9月の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えますが、水やりの回数が多いと根が弱るので、やや乾燥気味にする。冬は、土の表面が乾いてから2~3日後に。葉水も与えると害虫予防にもなるしよい。
・その他→急に株が弱った時は、害虫を疑って早期発見を。
・剪定→生育旺盛なので、バランスが悪くなったら剪定して、幹や枝のどの部分で切りもどしても、脇から新芽が出てくる。