【屋内で段ボール製コンポスト(ダンポスト)で堆肥作り・においや虫はどうなのか?】

コンポストに興味がありつつも、外のコンポストまで生ごみを持っていって捨てる、という作業がめんどくさいかもーと、購入までに至らなかったのですが、ついに、家の中でも出来て、必要なものがフルセットになっていてお手軽そうなコンポストセットがありましたので、約10か月前に購入。そして、すぐにこちらの段ボール性コンポスト(ダンポスト)に生ごみを捨て始めて、その土を使って家庭菜園しましたので、その10か月のレポをします。
私が買ったのは、初回だったのでこちらのスターターセット↓

次からは、シャベルとかはすでに持っているので、こちらの↓箱と土類や基材だけのセットで行けるかと思います。

【我が家の堆肥作成スケジュール:期間は4か月】

付属の基材を段ボールに入れ穴を掘って
掘った穴に生ごみをいれてならす。繰り返すこと3か月強、放置1か月で完成。

こちらのダンポストですと、使用期間が約3か月で、毎日三角コーナー1杯ほどの生ごみを捨てても分解してくれて、合計50KGほどの生ごみの分解が可能とのこと。そして、最後の投入から発酵完成には1か月ほどかかるとのことでした。
そこで、いつも野菜を育てようかなと思うのが夏前5月~6月ごろなので、そこに堆肥が間に合うように逆算して、我が家では以下のように生ごみを投入しました。
年始の1月中頃から生ごみを捨て始め、4月まで生ごみを投入(発酵始めると、じんわり温かくなるのが驚きでした!)
5月は約ひと月、生ごみ投入せず放置して発酵・乾燥
6月に庭やプランターの土と半々で混ぜて、買ってきた苗(トマト、キュウリ、ナス、ピーマン)を植えました!

【屋内でコンポスト、においやハエや虫が発生しなかったか?】

今回、屋内でもできるということでこのダンポストにしたものの、レビューを見て一番恐れていたのが虫の発生。一応防虫ネットもついてくるので、虫が発生しても外には出ない、ということなのでしょうが、それでも、もし発生したら外に出すしかないかな、とは思っていました。
結果は、我が家の場合は発生しなかったです。使ったのが冬から春先なので、時期が良かったのかもしれません。
また、においも、開けたときには発酵中の独特なにおいはしますが、置いておいて気になるほどではありませんでした。私は、キッチンの一角に置いて、生ごみを直行させていました。

【ちゃんとした養分のある堆肥となり、家庭菜園に使えたのか?】

家庭菜園自体がド素人なのと、我が家の小さな庭は日当たりがあまりよくないので、そもそも家庭菜園には適してはいない場所だと思うのですが、去年は野菜用の土を買ってきて野菜の苗を植えたものの、ピーマンとキュウリがちょっと採れたくらいでした。(トマト、オクラはまったく育ちませんでした)使った土が少なかったのか、肥料も上げていなかったので栄養不足だったのかもしれません。
そこで、今年はトマトはプランターにして、ピーマン、キュウリは去年のままの場所、そしてオクラの代わりにナスの苗にして、土は一切買わず、ダンポストで作った自作の堆肥のみで勝負!庭の土と、自作堆肥を半々くらいでまぜえて苗を植えました。
その結果、キュウリは合計10本くらいでいまいちの出来でしたが、ピーマン、ナス、トマトがちゃんと育って、子供が何回か収穫できるくらいには出来ました!我が家的には十分満足な出来です!

【ベランダで家庭菜園くらいの人にダンポスト最適!と思った点】

このダンポスト、本気の家庭菜園をしてる人にはぜんぜん足りない堆肥量なのではないかと思うのですが、プランター4つくらい、3~4種類くらい育てたい、の人には最適サイズだと思います。あとは、堆肥として使った後は、段ボールを捨てて終わりで、邪魔にならないし洗ったりする手間もないのもすごくいいなと思いました。

 
Nokko
我が家の場合、使用期間が1月から4月の間だけとはいえ、生ごみを捨てずに済むのでごみもかなり減りました。次の年末に購入して、年始からつぎの夏のためにまた堆肥を作ろうと思っています!