【ミシガンでペトスキーストーン拾い】採れた場所と持ち物、方法をご紹介

こちらの記事にたどり着いた方は、一体どこでペトスキーストーンが採れるのか?を調べている方が多いと思います。私もネットで情報を探しましたが、実際にどこで採れるのかがよく分かりませんでした。本記事では、我が家がペトスキーストーンを採ったときの場所と方法、時期や持ち物などもご紹介したいと思います。

 
Nokko
アメリカでのバケットリストの中に入っていたのですが、ミシガンのこの辺りも観光の見どころが多くて、なかなか石を拾う機会がなくあきらめかけていました。
そこで最後に、石を拾うためだけに計画を立てて行ってきました。結果、家族で大盛り上がりしたイベントとなりました!

ペトスキーストーンについて

その昔、地理の授業で習ったアメリカの五大湖。そのうちの一つ、ミシガン北部のミシガン湖で採れる珊瑚の化石(fossil coral)がペトスキーストーンと呼ばれています。なんで湖なのに、しかもこんな北の寒いところに珊瑚の化石が!?っとなりますが、約3億5千年前(デボン紀のころ)はこのあたりが海だったから!このころのこのあたりの大陸は、ローレンシア大陸と呼ばれているみたいなのですが、海面上昇の度に湾を形成していったのだとか。大陸自体が赤道直下まで移動していたというから驚き!そのとき海辺や浅い海だったということなのです。ミシガンには砂丘も沢山の州立公園にあり不思議だったのですが、やっと納得しました。このミシガン湖で採れるペトスキーストーンは、六角形の中に黒い目のような模様があるのが特徴で、珊瑚の化石はいろんなところで採れるらしいのですが、この模様はここでしか採れないらしい。パワーストーンともいわれていて、元大統領のオバマさんも持っていたとかいないとか。→ネットで探してみたら、石を持ってる写真は出て来たので、持ってたのかも~!

時季はいつごろが採れるのか?

私がアメリカにいたときに周りの人に聞いた情報によると、5月が一番ねらい目とのこと。ミシガンは4月までは寒いし、たまに雪も降ることもあるので、5月の雪解け後、まだ石を探している人が少ない間がたくさん採れるとののこと。5月のメモリアルデーの辺りで、ペトスキーストーンのお祭りも開かれるそうです。この時期に行ったお友達で、30分くらいですぐ何個か採れたという人もいれば、頑張って何とか小さいのを2~3個拾ったというお友達もいました。たくさん採れたお友達に場所を聞いたのですが、適当にペトスキー辺りで湖沿いを降りて拾ったので場所が分からない、とのこと。
ただ、この時期はかなり水が冷たいと思いますのでこの時期行かれる方は防寒して行ってくださいね。

 
Nokko
我が家の場合、子供が小さかったので、この時期は水が冷たい中、川辺で石を拾うのは無理だろうなと石拾いはあきらめました。でもマキナック島や砂丘など、この辺りは子連れも楽しいところがたくさんあります!

ペトスキーストーン、いつどこで採れた?

アメリカ最後の9月、学校が始まってから、ペトスキーストーンを拾いに行こう!と急遽いくことに。というのもその年の夏はミシガンにしては残暑が長く、9月も暑かったのです。
お友達に聞いてみましたが、どこが採れるか具体的な場所はわからないまま。ただ、この時期はもうみんな拾われちゃってて見つからないんじゃない?と言われました。ペトスキーストーンが採れるのでその名が付いたというペトスキーという町があるので、その街にあるペトスキー州立公園のキャンプ場に泊まること。8月はキャンプ場もどこも人気で、前から取らないと無理のですが、9月はすぐ取れました。
そして、そのキャンプ場に一泊した次の日の朝、キャンプ場の湖岸をお散歩中に、こちらのペトスキーストーンを見つけました!かなり採れた方だと思います。
11時ごろにキャンプ場を出て、もう一つのお目当ての場所(Bear River Valley Recreation Area)に向かい、そこで旦那さんがサケ釣りをしている間、私と娘は、湖岸で石を探しましたが、そこでは全く見つかりませんでした。
ペトスキーの州立公園のキャンプ場に着いてはこちらの記事にも書きましたので興味ある方はご覧ください。↓

関連記事

日本でも自分でキャンプ場なんて行ったことなく、全くのキャンプ初心者だった我が家。アメリカに来て産んだ子供もいたので、赤ちゃん連れでキャンプなんて考えもしませんでした。ですがアメリカ赴任の最後の年になって、キャンプに行かないのももったいない[…]


Bear river valley recration centerに来ていたおじさんがサケをゲットしてました!

ペトスキーストーン採集の持ち物と手順

ペトスキーストーン拾いは日本の潮干狩りと似ていると思います。ミシガンは夏でも湖はけっこう冷たいので、長靴(私しか使ってないので夏ならなくてもよい)、ビニール手袋(これも私しか使ってないのでなくてもよい)、バケツ(何か入れるもの)、タオルくらい。子供は水に入れるシーズンなら水着を着ておいたがいいと思いますし、寒い時期の場合は長靴としっかり防寒して。
湖はすごく水がきれいなので、目が慣れてくると、水中の珊瑚の模様が見えてきました。珊瑚の模様は乾いているとほとんど見えないので、バケツに水を入れて濡らしたりして、珊瑚の模様を探します。

私だけ長靴持参しました

ベストシーズンを逃しても採れる!ペトスキーストーン拾いの私の勝手な推察

  • 5月以降でも採れる
  • 悪天候のあとは見つかりやすい
  • 朝が勝負
  • 人が少ないところを狙う(人がすでに拾っている場合は難しい)

今回、我が家はペトスキー州立公園という、「ザ・ペトスキー拾い」って感じの場所でこれだけ拾えたのですが、いろいろ幸運が重なったかと。採りに行った日のちょっと前が割と悪天候で、湖が荒れていたこと。そして、キャンプ場に泊まっていたので人が来る前に拾えたこと。朝の7時半くらいだったと思います。また、キャンプ場エリアの湖岸に行ったので、キャンプ場利用者しか行けないところだったこと。私たちが拾っていると、他のキャンプ場利用者も続々と拾いに来始め、30分も経つと、簡単には見つからなくなってしまいました。ですので、上記がポイントかと推察しております。

ペトスキーストーン、日本で買えるの!?いくらくらい?

→買えました~。ペトスキーストーンで探してみると、予想以上にペトスキーストーン柄のいろんなグッズが出てきて驚きました!そんなに有名だったのね!

↓こちらは加工されたペトスキーストーンペンダント。9千円弱。レビューを見ると外国人ばかり購入してます!逆輸入よね!

 
Nokko
日本にで先日、潮干狩りに行ったので、そこでペトスキーストーン拾いの興奮を思い出しました。水辺で何かを採るって燃えますよね。キッズ連れにもいいイベントかと!5月は水も冷たいですが、7月、8月とかなら湖に入って遊べるし、さらに、ついでに石拾いなんて楽しいと思います~!