【アメリカ・ミシガンのMetro Parkとメープルシロップ採取ツアー】

本記事では、アメリカ・ミシガンの海外赴任時代に行った面白かったツアー、メープルシロップツアーをご紹介します。メープルシロップと言えばカナダが有名ですが、ミシガンでも取れるのです!2月・3月というまだまだ寒い時期に開催されます。私が行ったときは2月でしたが、年により気候などで少しずつ日程が変わる可能性もあります。
また、この私が参加したツアーがメトロパークと呼ばれる公園のイベントでしたので、メトロパークについても紹介します。

 
Nokko
日本に帰ってからもコストコのメープルシロップ愛用中の、メープルシロップ愛好家の私ですが、このツアーに参加してますます愛着がわきました。メープルシロップがちょっと値段が高いのもしょうがないかな、と思えるようになりました。

ミシガン南部の公園の団体・The Huron-Clinton Metro Parks(メトロパーク)について

The Huron-Clinton Metroparksが正式名称なのですが、ミシガン南部の13の公園がメトロパーク系列として協力し運営されています。ミシガンにはたくさん公園があるのでわざわざメトロパークに行かなくても事足りると言えば足りるのですが、新しい公園も開拓したい~!という場合にはメトロパークの年間会員になるのも良いと思います。


毎年、その年の12月末まで使える駐車場パス(40ドル)が売られるので、それを買っておくと期限内なら何回でも13の公園に行くことが出来ます。年間パスを買わない場合は、その都度駐車場代10ドル掛かります。こちらに駐車場についてのリンクを貼っておきますので、詳しく知りたい方は見てみてください。こちらの年パスを買うと、年が書かれたステッカーが送られてくるので、それを車のフロントガラスに貼り付けます。自分の車にこのステッカーを貼り付けてみると、他にもこのステッカーが付いている車がよく走っていることに気が付くと思います。私は結局、2年間連続で購入しました。


そしてこのメトロパークではイベントもいろいろ行われます。イベントは無料のものから有料のものもあります。私の場合、子供向けのイースターのイベントや、このメープルシロップツアーなどに参加しました。どちらも有料でしたが、イベントを運営するスタッフがプロで、とても満足度の高いイベントでした。

Hudson Mills metro parkのメープルシロップツアーレポ

上記メトロパークスの、イベント欄をチェックすると、いくつかのパークで開催されるメープルシロップイベントが出てきます。Mapleなんとかとか、Sugerbushなんとかがメープルシロップにまつわるイベントです。そして、私が行ったパークは、Hudson mills metro parkJourney to the Sugarbushというイベントです。電話での予約制で、公園内でミシガン産のメープルシロップかけ放題のパンケーキも食べられます!大人一人6ドル(パンケーキ・ソーセージとドリンク付き)子供一人5ドル、2歳以下は無料です。

ツアーは Activity Centerでまずは座学から。パークレンジャーさんによるミシガンのメープルシロップについて10分ほどの講義があります。アメリカのどのあたりまでシロップの取れるMaple(かえで)の木があるかや、メープルシロップの色についてなどを教えてくれました。(写真撮り忘れています。すいません。)

座学が終わると、公園のMaple(かえでの木)まで歩いていきます。かえでの木は落葉樹なので、葉っぱが落ちてしまっているのですが、どうやってかえでの木を見分けるのか、などを教えてくれました。かえでの木のなかでも、全部が全部メープルシロップが採れるわけではなくて、メープルシロップが採れるかえでの木を見分けなくてはいけないのです。私の英語力では一部理解できなかったのですが、キツツキの穴があることや、芽(bud)が枝と枝の間から出ていて尖っている?というような見分け方だったと思います。
ちなみに、Maple(かえで)の葉っぱは、日本のもみじと似ているのですが、もみじのほうが葉っぱの切込みが深い感じです。(カナダの国旗のマークがかえでです)アメリカでは、いわゆる日本のもみじはJapanese Mapleと、そのままの名前が付いていました。

何かがくっついている木を発見!

近づいてみると、樹液(sap)が入っています!

パークレンジャーさん、なにか樹皮について話してくれていたのだけどうまく聞き取れず。おそらく、樹皮で年齢がわかる、みたいなことだったと思われます。過去に樹液を取るために刺した穴の跡を見せてくれているだったかも。

樹液を溜める穴を開けるため、ドリルで穴を開ける実演もしてくれました。

溜まった樹液は、このSuger Shackに集められます。ここで、なんと2%になるまで煮詰めるのだそう!あんなに溜まっていた樹液も、2%にまで濃縮されてしまうのでちょっとになってしまいますよね。

そして、ツアーが終わるとパンケーキが食べられます♪この時はコロナ前だったので中で食べられましたが、ホームページを見る限り、アウトドアとなっているので、コロナ中はもしかしたらアウトドアでのパンケーキかもしれません。

私が日本で買っているメープルシロップ

アメリカ時代は、それこそピュアミシガンのメープルシロップを買ってみたりしたものですが、(これも結構な値段しますが)日本ではメープルシロップってさらに高級品!でも、ほぼ毎日トーストを食べる私にとってメープルシロップは必需品なのです。デブまっしぐですが、バターにメープルかけて食べるトーストって最高!カークランド製品に絶大な信用を置いている私は、日本では、330g×3の小分けサイズを見つけたのでこちらをリピ中です。↓

こちらの1329gのメープルシロップも何度か使いましたが↓、いつも途中で蓋が取れてしまうのです。(扱いが雑だから!?)でもお値段はこちらの方がお得なので迷うところです。コストコで、上の3つ入りがセールになっているときは上の3つ入りを買い、セールになっていない時は↓こちらの大容量を買っています。