アメリカでパンを作るとき、日本の本に載っているレシピで作るには、英語でなんて言うのか、アメリカで手に入るどの材料で作るべきなのかがわからなかったのでまとめてみました。また、アメリカ生活に欠かせないスキルの一つ、それはポットラックパーティというお料理持ち寄りのパーティで振る舞う料理のスキルなのですが、そのポットラックについても書いておこうかと。ポットラックパーティは、プリスクール、エレメンタリースクール、英語のカンバセーショングループなどで開催されます。そして、この人種のるつぼアメリカ、宗教上の問題でお肉類が食べられない人がいたり、学校などの場合はアレルギー問題でナッツ禁止(ごまもダメ)だったりして、けっこうメニューに困るのです。そうなると考えるのもめんどくさかったりして。そんな中、私が定番にしていたメニューが、バターロールとソーセージロールです。パンの材料もすべてその辺のスーパーで揃いますし、一度にお肉入りとお肉無し(普通のバターロール)が作れるのでけっこう便利だと思います。
アメリカで揃える強力粉やスキムミルク、イーストなど、パン生地の材料
バターロール用パン生地材料 16個分(日本のレシピ)
- 強力粉 280グラム
- バター 50グラム
- 砂糖 25.5グラム
- スキムミルク 12グラム
- 塩 5グラム
- 溶き卵 25グラム
- 水 150ML(室温25度以上の時は約5℃の冷水を使う)
- ドライイースト(2.8グラム=小さじ1)
日本の材料で作ったことがないので、味が比べられていないのですが、ちょっとアメリカの材料のほうがグルテンが多い感じなのかも。ちょっとしっとりめのバターロールです。
強力粉は、GOLD medalの BREAD FLOUR
スキムミルクは、Krogerオリジナルの DRY MILK
ドライイーストは、 Krogerオリジナルの Fast Rise Yeast
バターはバターってわかるので、どれでもいいと思います。
パン作りの道具
必要な道具は、こね用の板かマット、デジタル計り、スケッパー、めん棒、クッキングシート、ふきん、刷毛、ラップ、オーブン です。
日本から持って行くべきパン作りの道具
アメリカで一時期パン作りにはまっていたので、一時帰国の際に日本からこのこね用のマットと、めん棒を買ってきました。これ、めっちゃ優れものです。それまで大きなまな板と、木のめん棒でやっていたのですが、この二つに変えただけで格段に効率が上がりました。マットが大きくて、長さが書いてあること、このめん棒はパン生地がくっつかない点が素晴らしいです。デジタル計りも、アメリカとは表示が違うので、日本から持ってきたほうが分かりやすいと思います。
バターロール・ソーセージロールの作り方
1、パン生地作り
私の場合は、先ほどの材料をパン焼き器に入れて、パン生地を選んでスイッチオンするだけです。1時間ほどで生地が完成。私が使っていたパン焼き器は、パナソニックの1万円台の物でした。
2、成形
生地をスケッパーで34グラム(16等分)して丸めて、15分休ませる。
ガス抜きしながら円すい型にして、ふきんを掛けて10~15分休ませる
めん棒で薄く延ばして生地の端から巻く
3、発酵させる
巻き終わりを下にしてクッキングシートに並べる
30~35℃で40~60分発酵させた後、ドリールを塗る
私は、アメリカでは、電子レンジの中に、熱湯を入れたカップをいくつか入れてレンジの中を温かくして、そのなかで発酵させていました。
4、焼く
予熱した170~200℃(アメリカだと、340~380F)のオーブンで約15分、もしくは220℃(430F)で約10分焼く
番外編・パン作りは子供と料理にもいいかも
料理は全然得意ではないのですが、こどもと一緒に料理するのに、パン作りっていいと思います。パンのクオリティが低くて申し訳ないのですが、アメリカでのパンの材料などは参考になるのではないかと載せてみました。