【愛知のプリスクール・インター幼稚園に通う3歳と5歳】英語や学費のこと

アメリカから本帰国し、決めた当時2歳半と5歳児の日本でのインターナショナルプリスクール(インター幼稚園)への入学。現地アメリカで2年半プリスクールに通った長男5歳と、1年間プリスクール(ナーサリー)に通った次男2歳が、日本のインターナショナルプリスクールに通って8か月ほど経ちましたので、感じたことをまとめてみました。今後、プリスクールに子供を入れたいな、と思っている方には参考になるかと思います。また、日本のプリスクールに入れるまでは、別記事で書いておりますのでよろしければご覧ください。↓

関連記事

海外赴任から帰国後、何とか仕事に復帰して今この記事を書いています。7歳・5歳・2歳の子供がいる私。帰国後、仕事復帰まで1か月半ありましたので、何とかなるだろうと挑んだ保活と学童探しでしたが、絶望の連続でしたのでここに綴っておきたいと思いま[…]

 
Nokko
日本に帰ってきて、残念なことにほとんど英語を使う機会がなくなりました。しかし、朝と帰りのインターナショナルプリスクールの先生と、ひとことふたことのあいさつを交わすことだけが、私も英語を使う貴重な時間となっております。

インターナショナルプリスクールについて。

選択肢がいろいろあったプリスクール(愛知の場合)

日本の幼稚園、保育園ではなく、インターナショナルプリスクールに入れようと決め調べ始めてみると、認可外保育所として登録されているところだけで車で10分くらいの範囲に4つも出てきました。 自分が田舎出身のため、近所にインター幼稚園なんて一つもなかったので驚きでした。 それぞれ特色もあって、お受験系と言われているようなところ、駅から近くて夜遅くまでやっているところ、のびのび系、日本の幼稚園がそのまま英語になったようなところなど。
インターナショナルプリスクールでも、認可外保育所として認定されていると、無償化の補助も認可外保育所通所助成金も受けられますので、そこは確認しておいた方が良いと思います。どのプリスクールも延長保育対応していましたので、自分の感覚に合いそうな2つの園を見に行き、そのうちの一つに決めました。

 
Nokko
私がその中で決めたポイントは、のびのび系の園で、園長がアメリカ人だったということと、駐車場がたくさんあって停めやすいという2点でした。

プリスクールの先生たちについて

家の子供たちが通うインターナショナルプリスクールのクラスの担任は、主にアメリカから来たネイティブばかりです。しかし、延長保育の時間や補助の先生は日本人のバイリンガルか、母国後が英語ではない外国人(タイ出身の人とか)も入ります。とはいえ、日本人のバイリンガルの先生はみんな帰国子女で、英語はとても素晴らしいです。

 
Nokko
アメリカで英語をがんばってやってきたつもりでしたけど、発音などから帰国子女との違いを突き付けられます。

プリスクールに通わせる親御さんたちについて

ぱっと見ですが、ほとんどが日本人です。最初びっくりしたのが親御さんたちの車です。ベンツ、アウディ、ポルシェ、ジープにBMW、ボルボなど。外車率がめちゃくちゃ高い!海外への意識が高いのかもしれません。また、英語を話せる親御さんも多いです。英語全然話せない~、というお母さんもいますが、普通に学校のことは話しているように見えます。とはいえ、プリントには日本語も書いているし、困ることはないと思います。私のように海外赴任していて帰国した、という人もちょこちょこいます。 そういった境遇が同じ方は話が弾みます)でも、大半のひとが日本で育ってプリスクールにいれたという人だと思います。みなさん、本当に感じよい人ばかりです。あと、旦那さんがシュッとしたかっこいい人が多いです。意識が高いというのでしょうか。 外車に乗っているからそう見える!??

プリスクールになぜ私が通わせているか

私の場合、大人になってから英語の勉強を頑張ったほうだと思いますが、帰国子女の人(小さいころに海外に住んでいた人の英語)には追い付けない、とアメリカで思い知ったからです。特に発音とリスニング力。こればかりは小さいころにやっているのとやらないのとは全然違うとおもいます。アメリカで出会った日本人で、発音が上手だな、と思う日本人はほぼ100%帰国子女でした。大学で留学していたりして英語を上手に話す日本人はいましたが、発音がやはりちょっと違うのです。
大人になってから英語をやっても、それなりにコミュニケーションは取れるようになるし、英語のテストの点数は取れるようになるので、それでよいではないかと思う反面、自分があこがれたのは帰国子女の発音。LとRの違いを聞き取れる耳を持つ帰国子女。日本にいながらにして子供たちが私のあこがれの存在に近づけるのならいいかなと思って通わせています。

 
Nokko
もちろん、学費が普通の日本の保育園よりは高いので、その言い訳というか、こういった自分なりの信念がないと途中で辞めていくことになると思います。実際、年少に上がるタイミング、年長に上がるタイミングなどで日本の保育園や幼稚園に転校していく人もいます。

プリスクールの学費について

我が家の場合、現在は2人がインターナショナルプリスクールに通っていますので出費が×2となり、さらに学期ごとにまとめて支払うので、ものすごい金額が出ていきます。それでも、学費と中身を考えると、決して高すぎるということはないと思っています。というのもアメリカではプリスクールがとても高額だったので、日本にいるのにアメリカの時よりインターナショナルプリスクールが安いじゃないの、という感覚なのです。また、インターナショナルプリスクールへの入学金は高かったのですが、制服にかかるお金がTシャツ代だけと少なかったので、入学時に必要な金額は、高めな幼稚園と同じくらいでした。
また、認可外保育園に認定されているインターナショナルスクールの場合、金銭的に使える補助がいくつかありました。自治体や収入状況、家族構成で変わってきますので自分が使えるものを探してみると良いと思うのですが、私が申請しているものは3つほどあります。↓

  • 2019年10月からの幼稚園・保育園等の利用料の無償化に伴い、認可外保育園でも申請すれば、3歳児クラス以上は月37,000円まで無償化。
  • 生後満6か月から2歳児クラスの子も、第3子以降は市から認可外保育施設通所助成金がもらえる。
  • インターナショナルスクールに兄弟割引がある。(授業料が安い方の子供から月1万円の割引)
 
Nokko
あとは、別で英語を習わせるということが必要ないので、習い事としての英会話代がかからない、と言うのも一つの利点かもしれません。

日本のインターナショナルプリスクールでの英語や教育について(現在年長・5歳と2歳児クラス(来年年少)の3歳)

2歳半~5歳までアメリカで2年半プリスクールに通った長男(現在年長・5歳)の場合

5歳初めまで2年半もアメリカでプリスクールに通ったというのに、日本のインターナショナルプリスクールに入ってみると、小さいころから通っている子たちより英語が話せないのでは?と思いました。日本のインターナショナルプリスクールへの年中への編入テストは無事合格し、さすがにリスニング力は十分にあって、先生が話していることはわかるものの、うちの子のスピーキング力は低めだなと思いました。もともと言葉が遅めだったのも影響しているかと思います。うちの長男はアメリカで仲良しの現地のお友達とずっと遊んでいたのですが、男の子ということもあってか、戦いごっこしたりふざけあったりしていて、言葉で長文を離さなくてもコミュニケーションが取れていたのだと思います。
そんな状態で日本のインターナショナルプリスクールに入ったのですが、8か月ほど経ち、今日は学校でずっと英語で喋ってた!などと言うようになりました。英語と日本語が入り乱れているのですが、彼的にはずっと英語話しているという感覚のようです。何より学校が楽しくてしょうがない様子。土日には、今日は学校がないのか~、なんて言います。

 
Nokko
アメリカ時代には、休み明けとかとくにプリスクールに行きたくないとか言っていたので、こんなに学校が楽しいというなんて驚きでした。アメリカでは、やはり自分の言いたいことがうまく伝わらずストレスを抱えていた部分があったのだと思いました。

1歳半~2歳半までアメリカで1年間プリスクール(ナーサリー)に通った次男(現在2歳児クラス・3歳)の場合

次男は、2歳半までの1年間、アメリカでプリスクールに通ったわけですが、その間に出たのはGo away(あっち行って) 、mine(ぼくの) などの本当に短いもの。もともと2歳児検診で言語の発達の遅れを指摘されていたので、言葉が遅かったというのもあります。それが、日本に帰ってきて日本語もめきめき上達し、英語も着実に出てくるようになっていると思います。I’m using it.(今使ってる) Can I try?(やっていい?)など自然にでています。英語の上達の度合いをみると、5歳長男より次男3歳のほうが高いように感じます

 
Nokko
ただ、3歳における年齢の問題なのか、学校に行きたくない~~と、車から降りなかったり教室に入るのを嫌がったりします。英語環境が嫌で行きたくないという感じではないのですが。泣いている息子を置いて仕事に向かうのですが、私が見えなくなるとすぐ泣き止むらしいので、まあ遅めのイヤイヤ期かなと思っています。

インターナショナルプリスクール卒業後の英語と日本語が一番重要!?

10月末になり、来年4月から小学生になる年長児を持つお母さん方との会話でよく話すのは、プリスクール卒業後の英語維持をどうするか、です。小学校に上がるタイミングで、一部の人で小学校もインターナショナルスクールに入る人もいますが、ほとんどの人が日本の普通の小学校に行きます。インターナショナルプリスクールにはアフタークラスというものもあって、小学校に上がった卒業生が通える放課後クラスや土曜日のクラスがあります。そのアフタークラスに通う、通わない、別のところに通う、オンラインにする、などいろいろ選択肢があります。しかし、今までのように一日何時間も英語環境なんてことはなくなるので、英語力は衰えていく一方かと。英語は耳だけはちゃんと残るというので、それだけでもよしとして、あとは出来る限り維持するにはどうしたらよいかと。小学校に上がったら日本語ももっと勉強しなくてはいけないしと、課題は山積みです。