【帰国子女の英語維持】海外赴任後5歳・インタープリからの小学校とキッズデュオ

以前に海外赴任から帰国時7歳(小学校1年生の3学期)だったお姉ちゃんの英語維持についての記事を書きましたが、今回はその弟の話を書こうと思います。こちらは年中の3学期に帰国して、いま小学校一年生の1学期が終わろうとしているところなので、ここまでの英語維持・学習についてを書いておきます。
帰国時に7歳だったお姉ちゃんの英語維持の話が気になる方はこちらをご覧ください。↓

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帰国子女となった年齢とアメリカの学校に通っていた期間

長男は、1歳半からちょうど5歳になるまでの3年半アメリカに滞在していました。学校にはプリスクールに2年半通ったのみで、小学校(エレメンタリースクール)に上がる年齢の前に帰国となりました。

海外赴任中と帰国時の長男(5歳)の英語レベル

帰国時5歳になったばかりの息子は、年中さんの3学期の途中からの入園となりました。帰国時の英語のレベルというと、アメリカでプリスクールに2年半行っていたので、先生の言ったことは聞き取れるしわかるのですが、スピーキングはかなりブロークンでした。そもそも、男の子ということも多少関係しているとは思いますが、日本語でも何の話をしているのかわからないこともよくありました。

 
Nokko
アメリカのプリスクールでは、ずっと現地の子と遊んではいたのですが、話しているというよりかはじゃれあったりしている様子で、あまり言葉が通じなかろうとお構いなしで遊んでいられました。

【5歳の帰国子女の英語維持】幼稚園児は選択肢が少ない!

年中の幼稚園児で帰国となると、帰国後に英語をがんばるかどうかすらも迷うようなレベル。大した英語力ではないので、これをキープもなにもないので仕方ないとあきらめるか、英語力をもう少し上げてあげられるように親ががんばるか。

お姉ちゃん(当時7歳)ですら、オンライン英会話は無理でしたので、これはうちの5歳児の息子には絶対無理。とはいえ、せっかくアメリカにいたんだし英語力をせめてもう少し上げてほしいとなると、幼稚園児では出来る選択肢が限られてきます。我が家から通える範囲で考えれられる選択肢は下の2つでした。
日本の保育園・幼稚園の後に英語のアフタースクール(週5)に行かせる
・インターナショナルプリスクールに行かせる
息子の場合、日本語もかなり怪しかったので、日本の幼稚園に通わせたいという気持ちもありましたが、その場合英語のアフタースクールへの送迎が必要になるため、仕事がある人にはけっこう厳しい条件に。というわけで、我が家は、英語の維持を優先させる場合はインターナショナルプリスクールの一択となりました。
日本はインターナショナルプリスクールが増えていて、周りにも結構ありました。年中3学期からになるので英語の編入試験のテストがありましたが、さすがにアメリカでプリスクールには通っていましたので編入テストは問題なくクリア。というわけで、年中3学期から年長はインターナショナルプリスクールに通ったのでした。

【インターナショナルプリスクール卒業後の英語力】

うちの息子の場合、日本のインターナショナルプリスクールに編入後1年と少しで卒業となったわけですが、英語力は前から日本でインターナショナルプリスクールに通っている子よりもスピーキング能力は低いまま卒業となりました。これは、日本語の言語力とも大きく相関があると思います。スピーキング能力が高い子は日本語でもよく話す子が多かったです。
インターナショナルプリスクールでは最後にちゃんとしたテストがあって、数値として結果をもらえました。学校の評価の中では、スピーキング能力・ライティング能力は低めでしたが、リスニングだけはちゃんとできているという結果でした。

【インターナショナルプリスクール卒業後、日本の小学校に】

インターナショナルプリスクール卒業生には、小学校もインターナショナルに進む子もいましたが、うちのプリスクールの場合は日本の公立小学校にいく子が多かったです。うちの息子も公立の小学校に進みました。日本語は、小学校に入学前にひらがなを読むことはできましたが、書きとなると自分の名前が書ける程度。ただ、学校でやっていたのでローマ字と数字は書けました。インターナショナルプリスクール卒だと、日本の小学校に入学してからどうなるのだろうと思いましたが、今のところは(一年生の一学期)問題なく通っています。

 
Nokko
入学の時に、担任の先生にも一年前はアメリカにいたことと、その後インターナショナルプリスクールにいたことは伝えておきました。起立や着席などの言葉が理解できない場合があるかなと思ったからです。

【インターナショナルプリスクール卒業後の英語維持】

これはかなり迷いました。インターナショナルプリスクールから、インターの小学校に行った子以外は、ほとんどの子がインターナショナルプリスクールのアフタースクール(週に2回2時間ずつ)に通っています。しかし、アフタースクールに通うには、小学校からアフタースクールへの送迎が必要で、自分で送迎するか、送迎サービスを頼むかになります。働いているとなかなかその送迎のやりくりが大変で(小学校の場合、懇談会の日は4時間授業になったり、始業式や終業式の日は半日になったりとイレギュラーも多い)結局、息子はお姉ちゃんと同じ、小学校送迎付きの英語学童サービス・KIDS DUO(キッズデュオ)に週に二回お世話になることになりました。
こちらは、今年は帰国子女こそいないものの、息子と同じようにほかのインターナショナルプリスクール卒業生が何名かいましたがそれ以外は普通の日本生まれの日本人に混じっての英語学童になります。キッズデュオ内の英語のランクは、ビギナー(初級)、ミドル(中級)、アッパー(上級)のうち、ミドルクラスからのスタートとなりました。英語に関してはとりあえずこれで行こうかと。また、日本語も心配なので、もし学校の授業で厳しくなってきたらなにか手を打たなくてはと思っています。