【麒麟がくる・岐阜大河ドラマ館In岐阜公園】とマンガ【信長を殺した男】

「麒麟がくる」の大河ドラマ館は岐阜だけでも3か所あり、その他は滋賀や京都でも開催されています。今回行ったのは岐阜大河ドラマ館。岐阜城のある金華山という山のふもとにある岐阜公園の中の、岐阜市歴史博物館の2階で開催中というので行ってきました。
2020年度の大河ドラマは人気の戦国時代、主人公は明智光秀ということで、明智光秀に詳しくなりつつあります。本記事では2020年度の大河ドラマ「麒麟がくる」の大河ドラマ館に行ってきましたのでそのレポと、コロナ禍中に本屋でつい買ってしまった明智光秀が主人公の「信長を殺した男」というマンガについても書こうと思います。
せっかく金華山・岐阜城周辺に行ったのですが、8歳・5歳・3歳児の子供連れでしたので、全然思うように観光できませんでした。が、なんとか岐阜大河ドラマ館だけは行けました。

 
Nokko
アメリカ赴任中、日本のテレビを契約していなかったので、大河ドラマも見れませんでした。4年ぶりの大河ドラマ、面白いです~!明智光秀が主人公ってのもどうなるのか先が読めないし、めちゃイケメン斎藤道三に、丸顔の信長が新鮮です!

大河ドラマ【麒麟がくる】と、マンガ【信長を殺した男】で、明智光秀をさらに知る

↑大河ドラマに並行して、読んだらより面白く見れるんじゃないかなと思うマンガがこれなんですけども、家に7巻まであります。明智光秀自体、出生地からなぜ謀反を起こしたのかまで謎多き人なので、大河ドラマの明智光秀とはけっこう設定が違います。大河ドラマのほうの明智光秀は、美濃(岐阜県)の明智城主の子で、斎藤道三に仕え、道三の滅亡時に、越前(福井県)の朝倉義景のもとに、というような設定だったと思うのですが、これはマンガによると江戸時代の物語が作ったもので、これを裏付ける資料は全くないのだとか。こちらのマンガは、原作を明智光秀の子孫と言われている歴史研究家の方が書かれていて、証拠に基づいた新説からの明智光秀を主人公にした漫画です。この漫画では、斎藤道三に仕えるどころか、戦って破れて越前に逃れたとなっています。さらに本能寺の変の時点で、明智光秀は67歳だったとか!信長より18歳も上だったとのこと。それ以外にも、「本能寺の変」の真実として、とても興味深い新説がマンガになっているので面白いです。大河ドラマと、マンガとでどう違うかなんかを見るのも面白いです。この漫画では、信長はイメージ通りの切れ長でシュッとしたイケメン信長で、斎藤道三はかなり強面です。

マンガでの斎藤道三。今回の麒麟がくるの、もっくん版斎藤道三がかっこ良すぎたのよね。

岐阜大河ドラマ館開催中の、岐阜公園の駐車場や料金について

岐阜大河ドラマ館開催期間は、令和2年1月11日から、令和3年の1月11日(月・祝日)までです。
料金は、大人600円、小中学生300円、それ以下は無料でした。
場所は500-8003 岐阜市大宮町2丁目18-1の、岐阜市歴史博物館2階です。ちなみに、岐阜城のある金華山のふもとにある岐阜公園の中にあります。

岐阜公園の一番近い駐車場は、バスと障がい者用のスペースが多いので要注意です。公園の北側、橋の方面にいくつか駐車場があります。日曜日の10時半ごろついたのですが、近いところはすでにいっぱいで、ウロウロして川沿いの有料駐車場(1回320円くらい?)に停めれました。

岐阜公園からの子連れ岐阜大河ドラマ館レポ

さて、川近くの駐車場に停めて、目的地の岐阜大河ドラマ館のある岐阜公園内、岐阜市歴史博物館を目指します。

岐阜公園はこんな感じ

駐車場から岐阜公園方面へ歩いていくと、素敵な中国風の庭園が
中国式庭園を抜けると、さっそく大きな遊具付きの公園という子供が食いつくスポットが!公園は帰りにしようと子どもたちに言い聞かせて歴史博物館を目指します。
岐阜城へと続く金華山に上る道は、岐阜公園からだと「瞑想の小径」と、「馬の背登山道」と二つあります。登山道のほかに、ロープウェーを使っても登れます。
左上に見えるのが岐阜城、右のほうに小さいロープウェーが見えます。
今日は岐阜城は目指さず、歴史博物館に直行です。 左手には、日本遺産 信長居館発掘調査案内所 です。信長の庭や、日本庭園などもあります。
リス発見!アメリカ赴任中はよく見ましたが、日本ではそんなにいないですよね!?金華山の上にリス村という施設があって、そこから逃げ出したとの噂
岐阜公園自体もとてもいい雰囲気です。この女神の噴水の奥には、板垣退助の像なんかもあります。ここで自由民権運動の演説後に暴漢に襲われたとか。(無事だったが、板垣死すとも自由は死せずの由来になった岐阜事件)
お茶屋さんもあります。みたらし団子は昔から大好物なので久しぶりに食べました。岐阜のみたらし団子は、コンビニで売っているみたらし団子とは全然ちがうものなので、ぜひ食べてください。

明智光秀と斎藤道三と織田信長の家紋について

歴史博物館に着きました!前にはお土産物屋。土岐氏の家紋(明智家もその一族)桔梗紋と、織田木瓜(もっこう)紋に、斎藤道三は自分でデザインしたと言われる二頭波紋が掛けられていました。

岐阜大河ドラマ館に着きました

戦国時代風の衣装の人がお出迎え。子供たちに話しかけてくれましたが、子供たちは固まってました。
来館記念の証明書?と、子供たちには缶バッチももらえました。麒麟がくるの放送再開日の日付入りです。
写真OKの場所と、NGの場所がありましたので、写真が撮れたのは一部です。登場人物や相関図のパネルや、ドラマシアターもありました。ドラマに登場する衣装や小道具の展示も。この色、今回の明智光秀のイメージカラーですよね♪
麒麟がくるでの人物相関図ですね。これはパンフレットの裏の写真。ドラマ館では、俳優さんの顔写真入りで飾ってありましたが、写真不可でした。
道三の広間セットで記念撮影できます。子供も面白がって時代劇ごっこしてました
おみくじ式の戦国武将診断とか
デジタル式の顔はめパネルとか
歴史博物館の収蔵品の展示( ルイスフロイス像とか、南蛮屏風など)のほか、 ドラマの世界を入れ込んだような展示がりました。
最後は等身大パネルでお見送りでした
 
Nokko
子どもたちは、缶バッチをもらってはじめは上機嫌だったのですが、少しすると最初に見た公園(ちびっこ天下広場のところ)に早く行きたい~~と駄々をこね始め、大河ドラマ館のあと直行しました。東京からお友達が来たときくらいにしか岐阜公園に来ることもなかったのですが、名和昆虫博物館や、ちびっこ天下広場、ロープウェーなどあり子供連れでも楽しいスポットだなと思いました。
金華山、あと少ししたら子供と一緒に登れそうなので、つぎは登りたいと思います!