「旅行する」は、普通に英語で言ったら、travel か、go on a trip か、 take a trip とかがメジャーな言い方と思います。なのでGo To トラベルって言い方は、ナチュラルではないのでは?と思いつつ、そんなことは置いといて、 煩雑な還付申請をすることもなく、指定サイトから直接申し込めば簡単に割引が受けられるようになったと聞き、Go To トラベルキャンペーンを使って、9月末の週末の奈良観光に行ってきましたのでそのレポをしたいと思います。ちなみに、このときは35%の割引でした。さらに 2020年10月1日からの旅行は1/2相当額を支給!(35%の割引と、15%のクーポン)とのこと。この記事を書いている現在は10月13日です。状況もよく変わるので、詳細はGo Toトラベル事務局のサイトご覧ください~!
それはなかなかのプレッシャーで、日本各地では東京エリアを除いてのGo Toトラベルが始まる中、大人しく愛知県内で過ごしておりました。しかし無事に独自の緊急事態宣言も解除され、9月になり、ちゃんと学校が通常通り始まったので、満を持しての旅行です!
Go To トラベル、いつまで?どう予約するの?
期間は、現時点では2020年7月22日から2021年1月31日まで。となっているようです。しかし、予算がなくなり次第終了になるとのことで急に終了期間が早まることもあり得るとのこと!
参加している旅行会社はたくさんあります! HIS、阪急トラベル、JTB、るるぶトラベル、日本旅行、クラブツーリズム、ヤフートラベル、楽天トラベルなど、小さな旅行会社も沢山参加していますし、10月から参入のエクスペディアや今後参入のところもあります。いくつかサイトを見ましたが、検索すると料金からすでにGoToの割引がされているように出てくるサイトと、クーポンを入力するとGoTo割引が適応されるサイトとありました。
私が予約したのはJTBですが、ここはクーポンを入力すると料金が割引されるというシステムでした。どちらにしても、先に割り引かれての金額を支払うだけになったので、予約はとても簡単です!クーポン入力式の旅行会社の場合は、クーポンだけ入れ忘れないようにしてください~!
そうこうしているうちに、予算を使い切りそうな旅行会社(じゃらん、ヤフートラベル、一休.com)が出てきて、制限や上限を付けるようになったとネットで話題になっていました。(2020年10月12日現在)旅行会社ごとに予算が割り当てられているということのようです。でも、10月12日現在、まだ8割も予算が残っているそうなので、今後はサイトをいろいろ比べて、割引率のチェックをするということが良さそうです。
3人子連れGo To トラベルで奈良観光(9月)
今回は旅館に泊まりました。日本の旅館、しかもお部屋食にして、5人で参加。移動は車なので宿泊だけの予約です。JTBでクーポンコードを入れて予約しました。 子連れ旅行になると、まず旅行の予約の際の人数入力の時に、金額見てげっそりしますよね。大人2人だったら、どれだけお安く済むのかと思ってしまいます。ですがこれが35%オフとなると、普段の大人2人の料金より安いくらいなのですよ~!子供の値段もちゃんと35%オフになりますので。久しぶりにこんな値段で旅行できる~~!と思いました。35%オフ、大きいです!!それが10月からは35%オフに、地域で使えるクーポンも付くというのですからすごいですね!
奈良は大好きなので、独身時代は法隆寺などのある明日香村や檜原エリアに行っていました。ですが小さい子連れとあってはちょっと地味すぎる!?鹿と遊んだり、大きな大仏なら子供も耐えられるかと、奈良エリアにしました。
↓東大寺の参道です。駐車場は春日大社の先の公営の駐車場に停め歩くこと20分くらいで到着。駐車場も空いてました。9月下旬の土日というのにこの人の少なさよ~。人より鹿がメインで闊歩する状態!鹿せんべいをもらえず、痩せちゃったらしい鹿たち。鹿せんべいを買った人にはものすごい勢いで鹿が寄っていって、服に食いついたり、バックに食いついたりして襲っていました。奈良公園一帯は、鹿のおかげで子供も楽しめるのでいいですよね。子供たちも、最後にはもう「鹿ばっかりじゃん!」と文句言っていました。
↓南大門です。運慶、快慶の金剛力士像があるところですね。
東大寺ミュージアム前に、実物大の手がありました。こう見るととても大きいなと思うのですが、(左手は宇宙の智慧を、右手に慈悲をあらわしながら、人々が思いやりの心でつながり、絆を深めることを願っているらしい。)
↓久しぶりに大仏(盧舎那仏)を見ると、あれ!?もっと大きかったような、、と思いました。聖武天皇の発願により創建され、開眼されたのが752年。ちょうど2020年大河ドラマ、麒麟がくるでは吉田鋼太郎さん演じる松永久秀が、1567年に、三好・松永の乱の際に大仏殿を焼いてしまって、そこから120年間、雨ざらしの状態だったらしい。大仏の鼻のあなの大きさが掘ってある柱は、コロナのため閉鎖中!子供も楽しめるかなと思っていたので、残念でした。
東大寺から近くの春日大社です。とても神秘的で、灯篭がとてもいい感じで趣があります。灯篭は平安時代から奉納され続けて、3千基もあるのだとか。
特別参拝エリアにも行きました。大人500円、子供は無料でした。ここは、絶対に行った方がいいと思います。とても非日常の別世界が広がっています。
戦国武将や、時の将軍が奉納した灯篭もありました!
↓旅館が興福寺の近くだったので、夜に散歩がてらライトアップされた寺を見に行きました。自分の中学時代の修学旅行も、この辺りに泊まったことを思い出しました。
二日目は平城宮跡へ。 小さい頃ここへ行った記憶がないので、覚えていないのか 、この辺り私が修学旅行で奈良に来たときはなかったのかもしれない。朱雀門エリアは無料の展示物や体験コーナーも多く、広くて子供はとても楽しめました。そして、とにかく広い!!展示物用建物もいくつかあります。市民の憩いの場でもあるのか、子供たちが自転車やストラーダーを練習していました。2010年に平城遷都1300年祭が行われていたので、その際にいろいろな施設が増えたのかもしれません。ゆっくり回ったのは初めてだったので面白かったです。
特大スクリーンのある施設があり、そこでちょうど始まった阿倍仲麻呂の物語がとても面白かったです。百人一首でも出てくる、「天の原 ふりさけ 見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」を詠んだ人です。この方、海外で活躍した日本人の中でも、ものすごく出世した方!外国でこんなに出世した日本人、ほかにいるのでしょうかねぇ。717年に遣唐使として唐に行き、科挙を通って、唐の玄宗のもとで着々と出世し、玄宗のお気に入りのためなかなか帰国を許可せず、やっと許可が下りて帰国を試みるも漂流したり襲撃されたりで帰れず。結局一度も帰国できぬまま唐で再度復職し、73歳で生涯を閉じるという。1300年も前の人ですが、そのパワフルさに感動しました。
遣唐使の船のレプリカもありました。↓
これも無料で乗って遊べました。
資料館の中。子供も遊べるような展示でした。