【せんたくのりとホウ砂でスライム作り】ホウ砂って何?残ったら何に使えるか

かねてから子供たちからスライムを作りたいと切望されたため、じゃあ夏休みにやろうと言ったら、それをしっかり覚えていた子供たち。ついにスライムを作りましたので、作り方を載せておこうと思います。今回作ったのは、せんたくのりとホウ砂という結晶を使って作ったスライム。

 
Nokko
今年はスライムにはお世話になった年で、アマゾンプライムで見れる、「転生したらスライムだった件」というアニメを私も含め子供たち全員でハマり、最新話が出るたびにみんなで見ています。大人(私)、9歳、6歳、4歳とも一緒に見れるアニメとして結構貴重な存在です。↓

スライム作りにいる材料(一人分)

材料は、私はホウ砂とせんたくのりを近くのスギ薬局で買ったのですが、ホウ砂は、アマゾンで見てみたらアマゾンのほうが安かったです!材料の目安は一人分ですので、作る人数分を掛けてください!我が家は、子供たち3人分と私の分で×4しました。

  • せんたくのり 60ml(こちらはアマゾンだと送料があるので、薬局のほうが安く買えるかも↓)
    ※750mlで200円弱で売っています。↓
  • ホウ砂水(お湯25mlにホウ砂を2g溶かしたもの)
    ※ホウ砂は、50gで400円くらい、500gで800円くらいでアマゾンで売っています↓50gで十分だと思いますが、私はあまりよく計算せずに、人数も多いし、割安だしと思って500gのほうを買ってしまい、大量にホウ砂が残りました。→残ったホウ砂の使い方は次項へ
  • 着色料(絵具か食紅)
    前から家にある食紅を使いました。↓セットで800円くらい。一回買ったら永遠になくならないと思います。
  • 水40g
  • 割りばし1膳
  • コップ2つ
  • ジップロックのような袋1つ

せんたくのりとホウ砂を使ってのスライム作り方

1,コップにせんたくのりを60ml入れる。

2,1のコップに、水40mlと、着色料を少しずつ入れ、割りばしでかき混ぜながら、自分の好きな色にする。(着色料が周りに飛び散ったりしないように注意する)

4,ホウ砂水(お湯25mlにホウ砂を2g溶かしたもの)を少しずつ入れ、素早くかき混ぜて、しばらく置いておく。(入れた部分から固まっていく!ホウ砂水が少ないと柔らかくなり、多いと固いスライムになる)

5,固まったものをコップから取り出し、ジップロックに入れて、手でよくもむ。

6,完成!

 
Nokko
うちの子供たちは、これを冷蔵庫に入れておいて、出して触っては、気持ちい~~と言って遊んでいます。

ホウ砂って何もの?残ったら何に使えるのか?

このホウ砂、上記のとおり、500gのほうを買ってしまった我が家は、現在450gほど余っている状態。誰かお友達が来た時に再度スライム作りでもするか~ということ以外、用途が思いつかず。何か使えるかと、調べてみました。

このホウ砂、何ものかというと、箱に結晶と書いてある通り、鉱物(ホウ酸塩鉱物の一種。自然(大地の作用)からできる、無機質結晶質物質)なのですよ。
鉱物好きの私としてはどこで採れるのかなどが気になり、ちょっと調べてみようと鉱物の図鑑を見てみましたが、載ってない~~!というわけで、ウィキ情報ですが、塩湖が乾燥した跡地で産出されることが多く、今は主にアメリカ(デスヴァレーなど)、ロシア、トルコ、アルゼンチン、イタリアトスカーナ地方、ドイツで採れるらしく、日本ではほぼ産出されないとのこと。

結構いろんな用途があるっぽく、多くはホウ素の原料鉱石として工業的に使用されるほか、ホウ砂そのものの特性を利用した使い方もあるとのこと。ガラスと混ぜると、耐熱ガラスなどの材料となったり、水溶液となると弱アルカリ性となり、洗浄作用や消毒作用があったり、今回のようにスライム作りや理科の実験でゲル化させたいときに使われたり、原子炉の放射線遮蔽材としても使われているらしい。

というわけで、一番日常生活で使えそうなのが、水溶液にして、洗浄・消毒作用として使うことと思われます。重曹と同じような使い方ができるらしい。

掃除用のホウ砂スプレーの作り方は、ホウ砂大さじ1.5杯に対して水を500mlを混ぜる、というもの。これをクレンザーとして日頃のお掃除とか、さらに殺菌作用もあるので、一番のおすすめはトイレ掃除・トイレ周りの掃除らしい。これが一番、お手軽で使えそうかな、と思いました!それでも、このホウ砂の残りを使い切る日はまだまだ来ないと思います。