34歳から英語勉強を再開し、そこから1年9か月後にアメリカに海外赴任、さらにアメリカ滞在後2年が経ったときに、1度目のTOEICテストで825点を取り、さらにそこから1年後に受けた2度目のTOEICテストで875点を取りました。
875点を取るのに合計4年9か月掛かっています。
2度目のTOEICテストを受けようと思ったのは、1度目のテストの結果からもう少し上の点数を狙えそう!という感覚があったからです。というのも、テストが2時間なのですが、終盤になってくると集中力が全く保てなくなり、最後のパート7の長文読解が20問くらい間に合わなかったのです。ただ、それでも825点取れました。
あとやはり単語力が足りていないな、とは感じました。
なので、単語力をつけ、集中力を保ち長文読解力をつければ、900点も狙えるんじゃないか!?などと思ったわけです。
そこで本記事では、TOEIC825点から、900点目指して(結局875点どまりでしたが~)2度目のTOEICに挑んだ私がやった英語学習を紹介したいと思います。
34歳から小さい子を子育てしながら英語勉強を再開し、そこから1年9か月後にアメリカに海外赴任、さらにアメリカ滞在後2年が経ったときに、大学生時代以降、15年ぶりくらいに受けたTOEICテストで、825点を取りました。最初はTOEICを受け[…]
【TOEIC825点→875点への勉強法】900点目指して取り組んだもの
1、英語学習用アプリiknow!
こちら、DMM英会話レッスンを受講中の方なら無料で使えて、DMM英会話を受けていない人でも、有料にはなりますが使える英語学習用のアプリです。
自分がやった時間も計ってくれるし、記憶定着のメカニズムに沿って、忘れたころにちょうど前覚えたものが出てくる、という、とにかく私にとって目から鱗が落ちるようなアプリでした。今の勉強アプリってとにかくすごいですね。
このアプリを使ってTOEIC800点の人向けのコースを取りました。私の場合、1つのコースだと飽きてしまうので、リスニング、リーディング、総仕上げと、同時にいくつかのコースを使っていました。
TOEIC825→875点までに私が使った英語学習アプリiknow!の時間
1365分(約23時間)
こう見ると大したことなく感じますね。2回目のTOEICを受ける半年前くらいから始めたので、一日8分も使ってなかったです。ですが、すき間時間でやっていましたが、単語力が付いたと思います!
・TOEICリーディングパートの時間配分と長文読解のスピード強化
私の目標にしていたリーディングパートの時間配分は
- 101~130(パート5/短文穴埋め問題)-12分
- 131~146(パート6/長文穴埋め問題)-8分
- 147~175(パート7/1つの文書)-25分
- 176~200(パート7/複数の文書)-30分
です。これを意識して、問題集に取り組みました。
1、公式TOEIC&Listening Reading問題集
一回目の時にも使ったこの問題集シリーズ。新しいものが半年に一度でるようで、新しいものを購入して、新しい問題をやりました。
この公式問題集は、実際のテストでの問題の読み手と同じ人が読んでいるので、直前にも再度CDを聞いて、読み手の癖を先に耳で慣れておけることは、リスニングにかなりいい効果があると思います。
前回のテストでは、リーディングが時間が足りず、最後の20問くらい全く手が付けられない状態でしたので、今度は時間配分をちゃんとしようと心掛けました。
これを意識して模擬試験をやっていました。家でやったこの参考書の模擬では、いつもパート5,6でちょっとづつ遅れていき、結局全部の問題は解けずに5問くらいは残して終わる、という感じでした。
2、1駅一題TOEIC L&R TEST 読解 特急
3、TOEIC L&R TEST 読解 特急2 スピード強化編
4、TOEIC L&R TEST 読解 特急5 ダブルパッセージ編
この2~4の3冊は、すべて同じシリーズで、どれもポケットサイズで持ち歩きしやすく、すき間時間にできるものを選びました。とにかく長文読解のスピードをあげたかったので、読解 と書いてあるものすべて選びました。とにかくすべて問題集をやり切ったので、ちゃんと全部やったという満足感を得られました。
そして、この2~4の問題集についてくる特典で、表紙裏に書いてある学習アプリをダウンロードすれば音声が聞けました。どの問題集も700円~800円なのに、音声も無料で聞けるのはお得だなと思います。
【TOEIC875点取得時の私の英語のレベル】800点取得時からどうあがったのか?
さて、38歳になった私ですが、900点目指して受けた2度目のTOEICは、リスニング455点、リーディング420点の合計875点でした。
なんと、1度目に受けたときとリスニングは全く同じ点数でしたので、1年で上がったのはリーディングパートの50点です。
というわけで、1年かけて825点から875点に上がったわけですが、リスニング力は全く変わってなかったということが判明しました。
テストの結果通り、実際のアメリカ暮らしでも、一年前からはそんなにリスニング力は変わっていないと思います。相変わらず、大人向けの映画や男の人の低い声でぼそぼそ声では全然聞き取れないですし。
リーディングは、単語と読解の練習に力をいれていたので、すこしスピードがあがったのしょうか。しかし、今回も最後9問ほど答える時間がありませんでした。
おそらく、時間までにすべて問題を解き終われれば900点取れるとは思います。ですが、そのためにはもっと早く英文を読めるようにならないとだめですね。
私の旦那さんの会社では、TOEIC875点を取得すると、「S級」の称号が付くらしく、私もぎりぎりとはいえS級取れたし、アメリカで受けると日本より受験料も高いし、もうTOEICを卒業しようと決めました。
実際にアメリカで暮らしていて思うのは、TOEICの勉強って、アメリカで暮らすのに向いていると思います。
TOEICの内容では、チャットのやり取りや手紙なども出てきますし、何かの募集や広告なども出てきます。そのような問題を解きながら、出てくる単語を覚えていくので、生活していく上で必要な単語力が付いたと思います。
それでも、アメリカで暮らしていると普段使っている単語でわからないものは山のように出てきます。ですが、それをどういう意味か聞いたり、なんとなく文面から推測できるようになっています。TOEIC875点は、そんな感じなのではないでしょうか。