我が家の長男は今5歳ですが、2歳の時にアメリカで受けた2歳児検診で引っかかり、栄養士のいる病院を紹介され、栄養指導を受けました。5歳になった今見るとその栄養指導がびっくりな内容なのですが、その当時の私はとても真面目に向き合っていて、その栄養指導により精神的に追い込まれました。(今見ると、栄養指導の内容もとんでもないものでした!)もし、アメリカで受けた子供の検診で低体重の診断を受けた方がこの記事にたどり着いていたら、私の子供の場合の軌跡と、反省などが参考になればいいなと思います。
ちなみに、この24month検診は、我が家にとっては鬼門の検診で、長男に続き、次男のときの24month検診では発達のほうで引っかかりました。そちらの記事は別記事で書いていますので、興味ある方はご参照ください。↓
アメリカ生まれの次男。2歳半までアメリカで過ごし、その後日本に帰国しました。アメリカ滞在中は家ではすべて日本語とはいえ、外に出れば英語環境。バイリンガルっちゃバイリンガル?なのでちょっと言葉が遅いのかな、くらいに思っていました。そして迎え[…]
アメリカの24month検診で、体重が24monthの子供の1%以下の低体重と診断!その後どうなった?
まずは血液検査のため、2本分の採血
この血液検査のための採血がまた大変でした!この2歳児で低体重で引っかかったようなガリガリくんを採血するのは苦戦するとのことで、一番採血が上手という看護婦さんに採ってもらい、なんとか無事に採血できた~!と思いきや、後日1つうまく採れなかった?とか検査をできなかった?とかで採りなおしに。再度採血しに行き、後日結果を聞きました。鉄分とか亜鉛とかの量を見る検査だったようで、ここで何かの病気かどうかがわかるようなのですが、それは問題ないとのこと。驚いたのが、後日採血の請求書が来たこと。検診は海外赴任中の保険で一年に一回無料で受けられましたが、採血やその後の治療はもちろん有料です。今から思い返せば、1万円もしないくらいで、アメリカにしては思ったほどは高くなかったのですが、それまでまだ日本の感覚でいた私は乳幼児でもお金を請求されたことに驚きました。
病院のNutrition Services(栄養相談)に行くように紹介される
血液検査ではその他の原因ではないということで、ただの栄養不足による低体重とのこと。Nutrition Services(栄養相談)の病院を紹介され、予約をするように言われました。
虐待を疑われてる!?
そして受けた栄養相談。体重を測ったり、アンケートを書いたり、朝から夜ごはんまでどんなものを食べてるかなどいろいろヒアリングされるのですが、なんとなく虐待を疑われているのかな~という気分になりました。この長男は、離乳食を始めた時からかなりの小食で、食べさせるのにいつも苦労していました。
栄養指導の内容とは!?しかも高額!
さて、もらった栄養相談の内容。その名も、Ways to add calories to meals and snacks カロリーの増やし方 です。↓1回の栄養相談に1万円以上自己負担金を取られて得られたアドバイスがこちら!!
- mutrition drink(such as Pediasure)
ピディアシャー(商品名です。めちゃくちゃ甘いドリンクのような、栄養ドリンクを取りなさい - add buter and /or oil to grains /starches:pasta,rice,pottatoes,bread,hot cereal
穀物にはバターや油を加えて - add heavy whipping cream and/or deied milk powder to whole milk yogurt ,full fat cottage cheese,oatmeal,pudding
ホールミルクのヨーグルトや、脂肪多め?のカッテージチーズ、オートミールやプリンに生クリームや脱脂粉乳を加えて - any recipe you would make with milk ,use half and half
ミルクを使うレシピではハーフ&ハーフの物を使ってください - add cooked egg
調理した卵を加える - add butter and cream to mashed potates
マッシュドポテトにはバターとクリームを加える - add butter and brown suger to sweet potatoes and squash
スイートポテトとカボチャにはバターとブラウンシュガーを加える - use calorically dense items like dried fruits and nuts/nuts buttersカロリーの詰まったドライフルーツやナッツ類、ナッツバターを使う
- add butter to bread and grill
パンやグリルの時はバターを加える - add cheese to potates,rice,pasta,soup,chili,eggs
ポテトやお米、パスタ、スープ、チリ、卵にはチーズを加える - purchase breads with at least 100 calories per slice
1スライスが100カロリー以上のパンを買う
2か月ごとにチェックを受けるよう言われる。月に150グラム~240グラムは増えているかをチェック
2か月後にまた来るように予約を入れられ、次来るときまでには○○キロになっているように、との目標を設定されました。
2%以下になったとき、おめでとうと言われる
2か月後に再び行き、再度また2か月後に来るように言われました。2回目の時点で、前回とおなじアドバイスだし、これ意味あるのかな!?と思いながらも、結局その2か月後に3回目も行きました。そして、3回目の時に、長男のパーセンタイルが2%になったよ、おめでとう!と言われました。でも、この時私はこの目標体重をクリアするため、濡れたおむつのまま体重測定を受けたり(この栄養指導ではおむつをはいたまま体重測定だったので)したので、素直には喜べませんでした。でも、2パーセント以内に入ったことで、次の予約は4か月後でいいと言われました。
母親の私が疲れ果てて、予約を取り消して終了
前回の検診から4か月後に来るようにと言われ、一応予約を入れていたのですが、このころにはやはり何を試しても食べないものは食べないし、わざわざカロリーのためにバターやオイルを追加するのにも私が疲れてしまいました。さらに毎回1万円以上の自己負担を取られ、もらえるアドバイスは上記の通り。結局、予約を取り消して通うのを辞めました。
3歳児検診では3%以下の低身長!体重も3%以下
そして迎えた3歳児検診!この時は、体重が3%以下と言うゾーンだったので、低体重には引っかかりませんでした!(前回は1%以下だったから、栄養相談行きになったのでしょうか?!)ですが、私は身長が3%以下のほうが気になりました。
成長ホルモン分泌不完全性低身長症を疑う
3歳児検診の際は、担当医に何か言われたわけではないのですが、身長が3%以下ということで、低身長症ではないのか!?という不安に駆られました。というのも日本だと3歳で一定の身長がないとホルモン治療を無料で受けれることがあると聞いていたので。そこで、基準になる身長表をネットで探して、自分の子の身長を見ると、2センチくらい基準より高いことがわかり、少し安心しました。
おまけ:アメリカで受けた最後の5歳児検診の結果は?
2歳児検診では1%以下、3歳児検診では3%以下のランクにいた長男。アメリカで受けた最後の検診、5歳児検診では5%のところまで来ていました。相変わらず小さくてがりがりですが。そして未だに小食で偏食ですが、からあげやエビフライやとんかつなどの一部のハイカロリーな食べ物はしっかり食べます。体重が1%以下だった子が5%以下まで来たなら、まあOKかなと思ってます。
そもそも、自分が小学校低学年まではクラスでも背の順が一番前の子供だったので、自分の子が背が低いのも遺伝的にもっともなお話なわけで。でも男の子なので大きくなってほしいと願いますが!