【大人と子供服手作りワンピース作成まで】型紙とソーイング本のおすすめ

幼稚園・保育園入園とともに、手作りの手提げ袋や巾着袋を作って、久しぶりの裁縫が楽しかったという方も多いのではないでしょうか。
これを機に、子供の洋服を作ってみたい、けど難しそうで何から始めたらよいのかわからないという人もいるかもしれません。
私は、昔からお裁縫が趣味で、たまたま見つけたバンタンキャリアスクールの型紙の製作と、縫製についての夜間クラスを取って学びました。自分のウェディングドレスも手作りしましたし、子供ができてからは、最初の子が女の子だったこともあり、ここぞとばかりに服を作ったりしていました。

 
Nokko
本記事では、手作りの手提げ袋からレベルアップしてもっと作りたい、洋裁にチャレンジしたいという方向けに、洋裁のレベルアップのステップを紹介したいと思います。

大人用も子供服も!手作りワンピース作成までの道のり

いとこの結婚式で着た娘との双子コーデワンピース

予備編1、まずは、お人形の服を適当に作ってみよう

ベビー服を適当に加工して作ったメルちゃん服

これは、予備編。生地を買わずに、自分の子供が赤ちゃんの時に来ていた服などを感覚的に加工して、服にしてみてください。もう着ることがない服であれば失敗しても問題ないですし、うまく服にできたらめっけもの。子供の着せ替えおもちゃの出来上がりです。

1、子供用の服の本を買って熟読し、まずは1着、簡単なものをがんばって作り終えてみる

本見てできたら苦労しないわ~と言われそうですが、幼稚園の入園時にレッスンバックを楽しく作れた人なら、縫い方も書いてあるので、がんばればできます!

ただ、私の周りにも、本を買って生地を買って~からの、結局作らなくて私にくれる、というお友達がいました。なので、せっかく生地を買ったら、ぜひ1着は頑張って作り終えてみてください。ここでのポイントは、生地が薄くてテロテロしたようなものを選ばないこと。生地が薄いだけで、一気に難しくなります。

日本の洋裁の本がどれだけ優れているかは、私はアメリカではじめて知りました。アメリカの人でも、日本から本を取り寄せているくらいだそうです。韓国人の洋裁好きの方にも、日本の本を買っていると言われました。なので、日本で売られている洋裁の本は素晴らしいのです!
まずは子供用の型紙が付いている本を買ってみてください。本の中で、縫い方が写真付きで解説してあるデザインのものを、まずはぜひ作り上げてください。型紙も写せばいいように実物大が付いています。写す紙は100円ショップで売っていますし、生地がどのくらい必要かも本に書いてあります。ぜひ、子供と一緒に生地屋さんに行って、子供に生地を選ばせましょう。そうすれば、子供からの「まだぁ~」のプレッシャーで、頑張れるかもしれません。

作った型紙はファイルに入れておくと便利です

私が持っている本を紹介しておきます。改訂版も出ていました。↓この本の中では、首元にフリルが付いたタイプのワンピースの作り方が一から写真付きで載っています。

2、1つ目作り終えたら、同じものをもう1回作ってみる

生地が変わるだけで雰囲気も変わります

これは、子供が気に入ったらの話になりますが、1回作っていると、2回目は1回目よりずっ~と早くできます。型紙はあるわけですし。少なくとも5~6歳までは、子供はお母さんが作った服を喜んで着てくれますので、モチベーションアップになると思います。(特に自分が選んだ生地ならなおさら!)
2回目作る際に、子供からの要望があれば、それを考慮して少し修正できたら素晴らしいです。丈を長くしたり短くしたり、リボンをつけたり。

3、作れるアイテムを増やしていく

もしここまでこれたなら、もう少し自信が付いていると思います。ぜひ、本の中から、違うアイテム(パンツなど)を、選んで作ってみてください。縫い方が全部載っているわけではないので、この時に活躍するのがソーイング本です。私のおすすめを紹介しておきます。↓

4、縫い方(ソーイング)おすすめの本

この本はかわいらしくて、使いやすくて、ずっと持っています。↓

上記の本のほかに私が持っているソーイングの本はとても古いもので、写真がなくて絵のみなのでぶっちゃけ分かりにくいです。今は写真がたくさん載っているものが出ているのでそちらのほうが良いと思います。この本は私は持っていないのですが、とても使いやすそうで口コミもよいので紹介しておきます。また、縫い方は、ネットとかでもたくさん情報があるので、参考にできると思います。

5、大人用も大きくなっただけ。子供用と縫い方は同じです。

子供用で縫い方に慣れてきたら、大人用もできます!大人用もたくさん本が出ていますので、好みのデザインが載っている本があったら、サイズを見てそれから選んで型紙を写して、ソーイング本を見ながら子供と同じ生地で作れば、おそろいの服の出来上がりです~!

番外編・残った生地でいろいろ作れます。

筆箱とか
巾着袋も、はぎれでたくさん作れますよ

残った布で小物もいろいろ作ってみるのも楽しいです。

さらにアドバンスへ!自分だけのオリジナルデザインの洋服を作ろう!

1、型紙(パターン)作成 のおすすめ本

大人用の型紙のついている本で、好みのものを見つけるのってすごく大変なのです。大体が、いろいろな人に対応できるようにゆとりのあるデザインになっていて、なんとなくやぼったいような~。
そこで、さらに上を目指して、自分でデザインしてみたい、自分にぴったり合う型紙を自分で作ってみたいな~と思ったら、この本がおすすめです。自分に合う型紙の原型が付いていること(別の紙に写す必要はありますが)、その原型からデザインの入った型紙をつくっていくのですが、原型をどう動かして型紙をつくると、どうなるかが写真で載っているので、自分の作りたいデザインを想像しながら、パーツを選んで作成していけば型紙ができるようになっています。

とはいえ、型紙を全く作ったことがない人には少し難しいかもしれません。が、この本を買ってみて、自分だけのオリジナル服を作ってみたいと、もしそこまでの意欲があるならば、洋裁教室に行って型紙の作り方などのレッスン受けてみたりするのもありかもしれません。洋裁は一生ものの技術ですので~!

私は、新しいシリーズが出るごとについ気になってしまい、トップス編、スカート編、ワンピース編と買ってしまいました。

2、自分で作った型紙と、ソーイング本を駆使して縫い上げて完成です。

こう書いていると、一着作るのにすごく手間ひま掛かりますよね!でも、愛着は一倍強くなりますよ~~!大量消費社会の中で、自分だけのオリジナルを一つ一つを時間を掛けて作り愛着を持って着るのは、ものすごく贅沢なことですよね。

 
Nokko
まずは、一着縫い上げるところから頑張ってみてください!そこから洋裁にはまるかはまらないかはあなた次第です~