【日本からアメリカ(海外)へ郵便物を送る方法】通関電子データ義務化!

アメリカ駐在時代に出来たお友達にプレゼントを郵便局から送ろうと思ったら送り方が変わっていたので、本記事では、アメリカへ国際郵便の送り方(2021年1月1日~)を残しておこうと思います。

ちなみに、通関電子データが義務化される前の2020年までは、
・なるべく軽いもの(Tシャツや小さな雑貨など)を選んで
・A4やB4のサイズの封筒に入れて、手紙よりは分厚いけど小包よりは薄いよね!?という状態の荷物にして、
・手紙と同様に住所を手書きで書いて郵便局から出していました。(送料はアメリカ宛で千円弱でした)
先日(2021年の6月)、去年同様、上記のように荷物を用意して、アメリカに荷物を送ろうと郵便局に行ったところ、郵便局の方からこれでは受け取れなくなりました!と言われ、一枚の紙を渡されました。
なんでも、2021年1月1日から、手書きのEMSラベルなどでは郵便物が届かない場合があること、特にアメリカあての場合は、手書きのEMSラベルでは荷物を引き受けてももらえないとのことでした。

 
Nokko
完全な手紙なら、まだ住所が手書きでも送れると言っていましたが、何か物を送ろうとなると、通関電子データがないと送れないとのこと!

【日本からアメリカへ荷物を送るには、通関電子データの入力が義務化に!】

アメリカ以外の海外の国でも、セキュリティ向上のため、差出人の住所・氏名や内容品などの情報を電子化した「通関電子データ」を事前に送信することが義務化されることになるとのこと!アメリカでは、いち早く国内法が施行され、2021年1月1日以降、「通関電子データ」の送信を確認できない郵便物は米国郵便(USPS)によって返送されてしまうようになったとのこと!

【日本からアメリカへ荷物を送る方法】まずはスマホで国際郵便マイページサービスにアクセス

 
Nokko
パソコンでも「国際郵便マイページサービス」にアクセスできますが、通関電子データとして送信されたあと、印刷して専用のパウチに入れないといけないらしい。専用パウチは、郵便局窓口でも配布するらしいのですが、めんどくさそうなので私はスマホでやりました。

国際郵便を送る前の事前準備

まずは、荷物を送るので送り先の住所、電話番号と、自分の住所の入力が必要です。さらに荷物の中身と、重さ、金額を入力しなくてはいけないので、中身がそれぞれどのくらいの重さなのかを測っておきます。

スマートフォンで「国際郵便マイページ」にアクセスする

こちらですね↓ここから、上の方に出ていたスマートフォン版(ゆうプリタッチ版と呼ばれているらしい)をクリックします。
国際郵便マイページ

 
Nokko
会員登録をしなくても利用できるとのことですが、会員登録をすると2回目からの入力が簡単になるとのことで私は会員登録しました。

事前準備をしたものを参考に入力

自分の住所や電話番号のあと、送り先や電話番号を入力し、荷物の内容品や重さ、金額などを入力します。私の場合は、発送種別を小型包装物にし、航空便を選んで、インボイス情報を選択。販売品の場合は有償、その他贈り物の場合は無償をのことなので、無償にチェックしました。
完了すると、入力した情報が通関電子データとして、QRコードがメールで送信されてきました。

郵便局に行き、「ゆうプリタッチ」でQRコードをスキャンする

携帯に通関電子データのQRコードを受け取ってから郵便局に行くとスムーズです。郵便局内にある「ゆうプリタッチ」という機械で、受け取ったコードをかざすと、発送に必要なEMSラベルが印刷されて出てきました!

荷物と、「ゆうプリタッチ」で印刷したEMSラベルを持って窓口へ

印刷したEMSラベルと荷物を持って行くと、やっと送料を計算してもらえました。送料を支払って終了。

 
Nokko
最初は戸惑いましたが、慣れてしまえばこちらのほうが楽かと思います。住所も何回も書く必要ないですしね!