うちの旦那さん、海外駐在の最後の日本へ送る船便の荷物に、アメリカでテレビを買って入れたいと言い出しました。アメリカの家電に全くの信頼を持っていなかった私は全力で反対。しかし、旦那さんが言うには、日本よりずっと安いので、どうしても欲しい、同僚は帰国時にみんな買っているなどという。→ほんとかよ!
ですが、自分へのアメリカ土産と称して、日ごろポチポチして罪悪感が少しだけあった私は、買ったあとにアメリカで箱から出してちゃんと使えるか確認する(初期不良の場合、アメリカの場合すぐに返品できるため)ことを条件に、テレビを買いました。SONYのBRAVIA(ブラビア) 65インチの4Kのテレビ KJ-65X9000Fです。65インチが箱に入ってうちに来たときはものすごく大きく感じたのですが、箱から開けて部屋に入れてみたら意外となじむサイズでした。
本記事では、アメリカでテレビを買って、日本でちゃんと使えたか、値段は安かったのかを検証してみようと思います。
アメリカで買ったテレビを日本で使うまでと買ってみて感じたこと
アメリカのテレビには日本の地デジチューナーが付いていない
このスマートテレビが来るまでは、テレビの横にノートパソコンを置いて、テレビにつなげてYou Tubeを見ていました。しかし、最近のテレビはスマートテレビと言うらしい。テレビにWifi機能?がついていて、WifiさえあればテレビだけでYouTubeを見れて、Amazon Primeもログインするだけでボタン一つで見れました!ですが、アメリカで買ったテレビがSONY製とはいえ、そのままアメリカのテレビでは日本の地デジは見れないのです。別で地デジチューナーを付ければ問題なく見れました。地デジチューナーの価格は1万円くらいから10万越えまで機能によりピンキリ!
うちの場合、旦那がその辺の電気屋で1万弱で買ってきました。ASTEXという聞いたことないメーカーのもので、50時間まで録画もできるという優れもの!?これで日本のテレビがちゃんと見れましたよ!
端子が少ない
これは、最近のテレビは日本で買ってもそうなのかもしれないのですが、裏がすごくすっきりしていて差し込める端子が少ないのです。我が家の唯一あるゲーム機Wiiも、ビデオ再生機も、白と黄と赤の3つの端子を差し込まないといけないのですがその差込口がテレビについてない。ということで、差込口の変換器を買うことになりました。1千円~2千円くらい。
商品を買うときに補償が付けられない
不良品だった場合、アメリカではすぐ返品交換できるので初期不良はちゃんと確認すれば問題ないのです。ただ、数年使って壊れた場合の補償を別で付けるか?と聞かれましたが、外国の場合は対象外であろうと思われるのでつけませんでした。
検索が不便
これはもしかしたら何か方法があるのかもしれないのですが、現時点ではYouTubeで検索するときにアルファベットでしか検索できません。アルファベットで入れても日本のサイトがちゃんと出てくるので使えるのですが、少々めんどくさいです。
アメリカでテレビを買うと本当に安いの?
一番気になっていたのがこの点。旦那さんがアメリカはテレビがすごく安いというので買ったものの、一体どのくらい安かったのかを検証してみようと思います。
アメリカでテレビを買った時期と価格
旦那がネットで値段をチェックしていて、買ったのはちょうどブラックフライデーセールの2週間前くらいです。ベストバイで買いました。すでに、ブラックフライデーセールと掲げられており、ブラックフライデーになってもこの値段が変わらないということでした。テレビもいろいろ内臓していたりランクがあるみたいですが、SONY製品は同レベルのランクで比べても、LGやサムソンに比べると少し高いです。この時の最新モデルで65インチで、1000ドル弱でした。日本円にしたら11万5千円くらいでした。これに日本でテレビを見るには地デジチューナーを買わなくてはいけないので2万くらい。なので、テレビとして使うのには13万5千円くらい掛かっています。
ちょうど半年後、日本での同製品の値段は?
アメリカで同製品を買ってからちょうど半年経ちました。ネットで見てみるとなんと今の平均価格が税込み40万くらい!!というのも、このコロナ騒動前の平均価格は25万~30万くらいにまでは落ちていましたが、このコロナ騒動で3月、4月と、どんどんテレビの価格が吊り上がってます!(ネットで調べただけなので実店舗ではわかりませんが)一つ言えることは、日本で売られているテレビにはもともと日本の地デジチューナーは内臓されているので、チューナーを買う必要はありません。