子供に誕生日会の招待状が来た場合
この、子供のお友だちのお誕生日会というのは、日本からの海外赴任者にはなかなか難しいイベントの一つだと思います。私の場合、アメリカに来たとき長女(当時4歳)がプリスクールに9か月通った後、5歳に現地校のキンダーに入学したのですが、キンダーに入ってすぐに最初の誕生日会のお誘いのメールが来て、かなり戸惑いました。誕生日会の招待状はアプリを使ったもので、おそらくクラス全員にメールで来ました。クラスのメールアドレスは先生に聞けば全員分を教えてもらえるそうです。そのメールの返信時に、参加するかしないかを伝え、参加する場合は人数(大人とほかの兄弟の人数)を記入する、というものでした。そこで、パーティに参加する場合に最大のミステリーとなったこと、それはその招待状に「プレゼントはいらないから手ぶらで来てね」と書いてあったことです。
お友だちの誕生日プレゼントはどうするべきか?
プレセントの包装方法について
アメリカでプレセントを渡す場合、日本のように包装紙でプレゼントを包んでから袋に入れて渡す、でももちろん良いのですが、アメリカでは包装紙をお店でもらえないので、自分で包装紙も買う必要があります。アメリカの場合、プレゼントを包装紙で包まず、プレゼントをそのまま袋に入れて、上からこのTissue(ティッシュ)を適当に突っこんで、プレゼントを見えなくするだけでもOKです。
ただ、アメリカだとプレゼント用の袋ももらえないので袋も買う必要があります。袋がまた数ドルしたりします。アメリカの100円ショップ、Doller treeにも、プレゼント用の袋やこのTissue(薄紙)が売っているので、 Doller treeに 行った際には買っておくのも手かも。また、人からもらった袋をとっておくとか。ただプレゼントをもらった相手に、同じ袋でプレゼントを入れて渡しちゃった、なんてことにならないように気を付けてください。
招待状に「 プレゼントはいらないから手ぶらで来てね 」と書いてあった場合
文字通り手ぶらで行って良いのか、という問題。それは、相手との関係性とパーティが開催される場所にも寄ります。ですが、個人的には小さなものでも何かは持って行った方が良いと思います。私の場合は、子供の参加人数分を掛けてfive below(5ドルストア)などで買っていました。プレゼントは要らないよ、と書いてある場合は、パーティは公園やお家で開催されることが多いので、場所代が掛かっていないということで1人あたり5~10ドルくらいのものを選んでいました。
招待状に プレゼントのことが何も書かれていなかった場合
お誕生日会の開催地がお金が掛かっていそうな場合(私の住んでいるエリアだと、お誕生日会が開かれる場所として、映画館や子供博物館、室内遊具の遊び場やチャッキーチーズ、トランポリン場などがありました。)は、参加人数1人当たり25ドルくらいのものプレゼントを用意しました。私は、刺繍セットやネイルセットなどの工作系にすることが多かったです。アメリカでは、商品を購入した際にギフトレシートをもらって、プレゼントと一緒に付けて渡すこともよくあります。ギフトレシートとは、プレゼントをもらった人が 気に入らなかったり、もう持っていたという場合 、お店にこのギフトレシートと商品を持って行くと、お店の他のものと交換できるというものです。
アメリカの誕生日に参加するともらえるグッディバックGoody bag
アメリカの場合、お誕生日会などのパーティをした際、 お誕生日の子が、 参加してくれた子に一緒にお祝いしてくれてありがとう、という意味で手土産(引き出物的なもの)を渡します。その手土産のことをGoody Bagと言います。小さな紙袋に入っていることもあれば、ビニール袋に入っていることもあります。鉛筆やメモ帳や消しゴム、小さいお菓子の詰め合わせなどが多かったです。
アメリカで子どもの誕生日会の体験記
1、長男のプリスクールで、4歳と5歳の誕生日会
用意してと頼まれたものはカップケーキ
園長からは、クラスの人数分のカップケーキを用意してと言われました。2年とも手作りしましたが、KROGERなどのスーパーですごく安く売っているので、買ってきたもので全然問題なしです。園長が子供が生まれてからのその年までのビックイベント(1歳半でアメリカに来て、2歳半で弟が生まれて~、など)をまとめて読み上げてくれ、バースデーソングを歌ったあと、一人ずつからハグをもらい、最後ローソクを吹き消してカップケーキを食べるという流れの、15分くらいのものです。カップケーキの作り方は↓の記事に書きましたので興味のある方はご参照下さい。
アメリカのポットラックパーティなどを通して、日本人の駐在妻の間で口コミで広がるこの粉。どんなにケーキ初心者でも、この魔法の粉さえ使えばふわっふわのスポンジケーキが作れるという魔法の粉なのです。その正体は、SWAN’S DAWNもしくは、S[…]
Goody bag:グッディーバッグも用意しました。
長男はプリスクールに2年半通っていましたので、2回誕生日会をしたのですが、一度目のGoody bagはお菓子の詰め合わせセット、2度目は、日本の100円ショップで買った折り紙に、小さく切ったThank you for celebrating my Birthday with me!(僕の誕生日をお祝いしてくれてありがとう!)のメッセージを入れて渡しました。これ、すごく良かったです。オリガミは英語としてそのままオリガ~ミで通じるし、アメリカは紙類が高いので、100円には見えないのではないかと。そして、作り方は日本語とはいえ一緒に図解もあるので、見ながら作れると思います。
長女の7歳のとき、現地のお友だち4人を誘ってお家での誕生日会
招待状は作らず、長女が呼びたいと言ったクラスメイトのお友達のお母さんに直接メールで聞きました。その年はクラスメイトにほかに日本人がいなかったのでゲストは4人とも外国人です。そのうちの一人のお母さんも同席したいということで、一緒にお家でお祝いしました。お家をバルーンなどで飾って、自分でケーキを焼いて、ドミノピザとお菓子、飲み物だけの簡単な誕生日会。その際にも、プレゼントは何もいらないよと言ったのですが、みんな10~20ドルくらいかな?という感じのプレゼントを持ってきてくれました。この時に用意したGoody bagには、折り紙と粘土(プレイド)と小さい鉛筆削りと鉛筆を入れました。